「【”一卵性双生児美人姉妹の見分け方。”美しく切なく儚くミステリアスなラヴストーリー。】」真夜中の五分前 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”一卵性双生児美人姉妹の見分け方。”美しく切なく儚くミステリアスなラヴストーリー。】
■上海の古い時計店で時計修理工をする良(三浦春馬)は、ルオラン(リウ・シーシー)という美しい女性と行きつけのプールで出会い、彼女の双子の妹・ルーメイ(リウ・シーシー:二役)とその婚約者ティエルン(チャン・シャオチュアン)に渡すプレゼント探しに付きあうことになる。
親しくになるにつれ、良はルオランに惹かれるが、ルオランは妹ルーメイの婚約者ティエルンに思いを寄せていた。
◆感想
・行定勲監督は、あんな顔をして(スイマセン)結構ロマンチストである。偶に今作の様な美しき映画を作る。
・今作では、矢張り透明感ある三浦春馬さんの存在感が図抜けてる。何処か儚い風情と哀しみを漂わせつつ、美しいフォームでクロールで泳ぐ引き締まった身体。
・又、リウ・シーシーも二役をミステリアスに演じている。物語構成は、可なり原作に忠実であるが、画の美しさは近年の邦画と比較しても比類がない。
<海外から生きて戻ったのが、どちらかは彼女がプールで泳げない姿を見れば、一目瞭然であるが、今作の主眼はそこではない。
5分前でもなく、5分後でもなく、今を生きる大切さを描いた美しく切なく儚くミステリアスなラヴストーリーなのである。>
コメントする