ダリオ・アルジェントのドラキュラのレビュー・感想・評価
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ダリオ・アルジェントの駄作
ダリオ・アルジェントが『ドラキュラ』を撮る。
ホラーの名匠によってどんな新たな『ドラキュラ』になるか期待値が自ずと上がったが…、
こりゃ残念な駄作。
一応ブラム・ストーカーの有名古典を原作にしてるのに、話がつまらない。いや寧ろ、原作を知ってたから何とか見れたレベル。これ、かの数々の『ドラキュラ』と本当に同じ原作か…?
時々背景が画のようであったり、CGであったり。美術もセット感丸出し。
狼や大カマキリの安っぽいCG。
怖さはゼロ。映像や腕の見せ所である華麗な殺しのシーンにも全く冴えが感じられない。
一応シリアス・ホラーなのに、何だか『ドラキュラ』のパロディ・コメディとしか思えなくなってきた。
チープなC級ヴァンパイア・ムービー。
タイトルに“ダリオ・アルジェントの…”なんて付いてなかったら見てもいなかっただろう。
現時点でこれ以降、新作は撮ってない。
このままフェード・アウトしていくか、
それとも、再び華麗なるホラーで魅了させてくれるか…?
B級の傑作感
ホラーの巨匠にこういういい方すると失礼だが、近年でいうところのプロメテウス、スプライス、キャビンなどの枠。今年の10位決定!
映画としてどういう見方をするかによってこの作品の評価はかなり大きく左右する。
アルジェントの作品は高校生の頃にデモンズみたくらいだし、ホラー好きとかドラキュラ好きとかでもないのでその辺の感情なく観たけれど、チープさはあるものの、突っ込みどころも多く、CGの使い方もさいこーで、無駄脱ぎ、でかいカマキリなどサービス満点。
大好きだなー。見終わった後かなり会話がはずんだ。
上映後監督のスカイプインタビューの映像が流れ、「日本は全部大好き!親友のよしもとばななも!」というコメントで爆笑!
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