寄生獣 完結編のレビュー・感想・評価
全154件中、121~140件目を表示
3時間超えの大作にしてもよかったので
駆け足でストーリーを進めず、後藤の無敵っぷり(市庁舎と新一・ミギーとの戦い)ももっとたくさん見せてほしかったです、浅野忠信さんのがハマっていただけに。
それでも頑張ってPG12におさめながら、原作のテーマを壊すことなく実写映画化したのは凄いことだと思いました。
焼却場のシーンはターミネーターを彷彿とさせました(笑
やっぱり完結編、2作で一つ。
前編を見てから、原作も読んでのこの映画に突入。とても見応えありました。
当然、原作と全く同じ訳でないのですが、十分に楽しめます。(笑)
ミギーの可愛さが、どんどん増していきます。
もう全くグロくは見えません。
深津絵里さんの田宮良子はもう完璧でした。ある意味もう素敵で、怖くて、最後まで存在感あります。
チョット残念なのは、後藤の凄さ、恐さをもう少し、出して欲しかった。サットとの戦いあまりにあっさりだったんで。
ここを丁寧に見せれば、同じように、きっと、人間自身の恐さも、見せれたと思うんだけど。。。。
自分的には、寄生獣がいい、悪いという観点ではなく、必要か不必要なのか? 人間にとっての天敵は必要か不必要か?そんな哲学的な問いかけに感じられました。
最後に、あのラブシーン、ストーリーの緩急としていいですね。あるとは思ってなかったので、ある意味サプライズでした(笑)
やっぱり、見応えのある映画した。
中盤まではよかった
原作のことはあまりよく知らなかったのですが、原作ファンの友達に連れられて前篇も今回の完結編も劇場で鑑賞しました。
前篇よりはとても面白かったと思います。それぞれのキャラクターが印象的で、中でも深津絵里演じる田宮は他のキャラクターよりも丁寧に描かれていたように感じ、魅力的でした。無機質なパラサイト達が多く登場する中で、彼女の存在や彼女の行動、言動は見ている側をぐっとひきこみ、共感を生むものだと思います。演技も、声のトーンの変化や美しいのに恐ろしさを感じるまなざし・・・素晴らしかったです。
浅野忠信も圧巻でした。
何も言わずとも立っているだけで「ただものではない」感じが伝わってきます。立ち姿だけであれだけ貫禄を出すところはすごいです。
アクション映画としては躍動感があって、楽しめました。中盤までは。
中盤以降。まずラブシーンは必要なかったと思います。
明らかに流れが不自然で、正直お金の匂いを感じます。
ヒロインを出さなくてはいけないのかもしれませんがあれなら出さない方がましでした。尺も微妙に長く、その時間をもっと他に使ってほしいという感じです。興ざめです。
それから全体的に詰め込み過ぎた感が。
ドラマやアニメと違って約2時間×2で終わらせなくてはいけないというのが大きいと思いますが、「この話もこの話も」と盛りだくさんすぎて、もうちょっとすっきりさせてくれた方が見ているこちらは見やすかったなあと。
そしてこれも原作を読んだら納得いくのかも知れませんが、人に寄生し、人を食い殺してきた寄生生物達が最後の最後なんだかちょっといい存在になっていて・・・。人間の為?寄生生物は人間の生き方に疑問を投げかける貴重な存在?人間の残酷さ、人間の愚かさを訴え、考えさせるにしても映画内だけではちょっと説得力がないというか中途半端なメッセージになってしまったような・・・。
未知の生物がやってきて人間と戦争を始めた物語。と言われた方がしっくりきます。寄生生物がやってきて人間に寄生し、人間がそれをどこかで望んでいたことに対する説明的な描写が少なすぎたような・・・。
アクション全開
1作目とはガラリと変わって、全編シリアス&アクション全開の展開。全てにおいて及第点であるものの、全般的にもう一ひねりが欲しかった。なんとなく詰めが甘いというか、淡白な印象が残ったのはなぜだろう…。やっぱりミギーはかわいい♪
映画オリジナルとしては良くできている
『寄生獣 完結編』を鑑賞。
昨年11月に公開された前編に続く後編となる。
パラサイトである島田(東出昌大)を倒した新一(染谷将太)は、次々とパラサイトを退治していくが、ある日ジャーナリストの倉森(大森南朋)に姿を激写されてしまう。
一方、パラサイト達を統括する広川(北村一輝)は市長となり、市役所内にパラサイト達のコミュニティを構築していた。
本作を鑑賞する方々は既に前編を鑑賞しているであろうから、原作との設定の違いなどは織り込み済みのものとして考える。ただ、公開直前に地上波で放映された「特別編」は、あまりにも酷いカットぶりだったので、あれを観てから完結編を観ようと考えている方はもう少し待ってレンタル版を観直してからにする事をお薦めする。
相変わらず展開は早すぎるが、アレンジはそう悪くはない。前編に比べれば見せ場が数多く用意されており退屈する間など全くないので、最後まで飽きる事なく楽しむ事が出来るだろう。
映像のグロさも前作と比較すれば少し控え目となっているようにも感じる。(単に慣れただけかも知れないが)
原作ファンからすれば色々と不満がある事は前編を観た時点で明らかであるから、前編に対して肯定的である方のみを対象にするなら間違いなく楽しめる作品に仕上がっているので安心していただきたい。
逆に前編に肩を落とした方には残念ながら挽回するには及ばないのであろうから注意が必要だ。
今作の田宮良子(原作では田村玲子)が子供を新一に預けるシーンは最大の見せ場となっており、田宮役の深津絵里の演技には脱帽、実に素晴らしいシーンとなっている。
前編を観た時に最大の過ちだと思えた母親との戦闘でのワンシーンもこの場面を観れば「有り」だったのではないかと思わせてしまうほどの説得力であった。
そもそも今回の実写化については俳優側は本当に頑張っていると思う。ありもしないCGシーンでの演技はもちろんの事、登場人物はどれも原作通りではないものの納得の演技であった。単に前後編2作で完結しようとした事自体が無謀なのであり、様々な不満を産む結果となってしまったのだ。
実写化が発表された時、原作ファンの大半は否定的な思いだったのではないだろうか。
しかし、その逆風の中、エンターテイメント作品としてこれだけの作品に仕上げた山崎貴監督はじめ俳優陣には素直に拍手を贈りたいと思う。
前作同様PG12作品には相応しくないとは思うもののGW注目の作品である事には変わりない。
是非前作を復習した上で鑑賞していただきたい。
生きる意味を問いかける、過激で深い社会派ムービー。
【賛否両論チェック】
賛:人間としての生きる意味や、生きる価値等の問いかけが多く、改めて深く考えさせられる。演者さんの熱演・怪演も見事。
否:グロいシーンが多く、苦手な人には不向き。ラブシーンの必要性にも疑問が残る。
さすがは完結編。人間と寄生生物との生き残りを賭けた激しい戦いの模様が、CGを駆使して非常にリアルに描かれています。そんな中で、寄生生物という異種の脅威にさらされた人類が、改めてその在り方を問いかけられていく様子に、深く考えさせられるものがあります。
「人間どもこそ、地球を蝕む“寄生虫”そのものではないか!!」
という広川の言葉が、胸に刺さります。そして、そんな状況下でもなお、愛する人を守ろうと奔走する新一の姿も、とても印象的です。
描写はかなりグロくて、正直よく分からないラブシーンもありますので、お子様や苦手な方には不向きだと思います。前作の知識も必須なので、気になった方は、是非「PART1」からの鑑賞をオススメします。
感動!
前編に比べたらよりグロくなってるけど、
人間と寄生生物との関係がすごくなってた。
そして、ミギーと新一や、橋本愛と染谷将太の関係が!
橋本愛はなんか喘ぎ声だしてた!ww
エロいし!sexしてるよ!漏れ場ww
感動するよ!
手抜きすぎ
前編はすごく良かったので、完結編も期待して見に行った。
お金かけなさすぎ。
お金のかかる後藤とSATとの戦闘シーンは全くはしょって、金のかからない真一とさとみのラブシーンてんこ盛り。
他が心情の説明シーンや状況説明シーンが多く盛り上がりに欠けるので、戦闘シーン入れたほうが良いでしょう。後藤の強さが出てないので、主人公と戦う場面でも、どうせ主人公が勝つんでしょ!?と見てしました。ゆえにこの映画にラブシーンはいらないでしょうね。
とはいえ他のレビュー見てたらあんなのが良かったと言うのも居るから、あってよかったのか!?
後藤に刺さった鉄棒にダイオキシンがついてた原作と違って、放射性物質になってるが、安直に時流に乗せたつもりなんでしょう。
専門家から見たらあんなところに放射性物質がやすやすと転がってるわけ無いって。前振りの看板はあったけどね。しかも放射線障害は害が出るまでわからないところが怖いんだが、すぐに反応しすぎ。その辺りが映画と割り切れれば・・・
前編の方が好き
実は市長があんな事や、田宮良子と赤ん坊の件やら、ラスボスのスペックすげー!やらミギーのあっさり加減やら、やたらテンポが早すぎてちょっと消化不良気味。
でも自然と涙が出るシーンもあり、特に田宮の台詞には泣かされたなぁ。
映画の中のあいつも、そして現実社会のわけのわからない犯罪も、実は人間が一番怖い存在である事は私も同意。
最高でした。
漫画原作の実写化って難しいと思う。最近だと、るろ剣。とにかくキャラたくさん出したけどまとめきれてない感じ。そこが寄生獣も心配だったけど、必要最低限のキャラだけにしたのは正解だったと思う。
何より一番の見せ場はラブシーンw
結構生々しく最高でした。橋本愛、好きですね。
人間は生かされている
前編に続き完結編を観賞しました
本作は誰にも裁けない人間の罪を描いた作品だと思います
人間に寄生する彼らは『寄生獣』と呼ばれ人間から駆逐されますが、牛や豚、魚にとっては人間こそが恐ろしい『寄生獣』です(脳まで乗っ取りはしませんが)
ましてや浦上のように快楽の為に同種を殺す人間(完結編で突然の登場…ちょっと戸惑いました)がいるという事実
ミギーの言った『悪魔に一番近いのは人間』という台詞がズシッとのし掛かります
グロさが先行しているので『漫画が原作の娯楽アクション』と思い込んでしまうと、良い意味で裏切られます
人間はもっと謙虚に生きなければいけないと思いました
命に、自然に、感謝したくなる作品です
また、俳優陣の演技が素晴らしかったです
主演の染谷将太は勿論、圧倒的な存在感の浅野忠信、深津絵里、声の出演の阿部サダヲ…それぞれの俳優さんの魅力が活かされていたと思います
前編の観賞から時間があいてしまったので間延びした感が少々残念ですが、見て良かった作品です
山崎貴なのにエログロ!
山崎貴なのにエログロ完備!それだけで合格!うん合格です!…がしかし冗長かつ説教臭い。原作通りといえばそれまでだが実は原作は岩明均のとぼけたタッチとメッセージ性のバランスが絶妙なのではなかったか?仰々しい音楽をバックに深津絵里が仰々しい芝居で…もうお腹いっぱいです
まあ原作が文学的にも評価される傑作ということもあって山崎貴としても気合を入れたんだろうけどちょっと空回りしてないかなあ…ノイズが多過ぎて言葉を素直に受け取れない。その点原作は漫画のため自分のペースで言葉を咀嚼することができる。その差は大きい
邦画における二部作の後編は説教臭くなるという法則でもあるんだろうか?『ソロモンの偽証』といい『寄生獣』といい…『るろうに剣心』京都編は逆にドラマをぶん投げてアクションに特化したところが清々しかった
結論。二部作はだいたい前編がおもろい!三部作はだいたい2作目がおもろい!
全154件中、121~140件目を表示