寄生獣のレビュー・感想・評価
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原作も映画も好きです
原作の暗さを良いバランスで調和して、最後まで飽きさせず魅せる作品。主人公は大好きなメンチカツが食べれなくなる設定ですが、私はそんなグロテスクじゃなかったと思います。女子高生姿の橋本愛をはじめ、東出昌大や山中崇など助演陣が下から支えた作品だったのかと
印象深いシーンは、寄生しようとしてイヤホンに弾かれる時の効果音と、ミギー(安部サダオ)のせりふ「交尾のチャンスだぞ!」です。どちらも心に響きました。
怖い。でも面白い。ストーリーが良い。原作漫画がしっかりしているから...
原作の良さを殺さなかったので
良しとするべき作品。
ともすれば、アクションとホラーな内容に目がいってしまう作品ではあるが、ミギーと新一の会話で生き物のあり方を考えさせられてしまう。
母親との経緯は観た人にはご覧の通り。
ちょっと感動してしまった。
とりあえず、完結をみよう。
主人公の変化により
染谷将太の演技力が圧巻!
寄生獣、コミックとアニメ、共に見ていますが、実写版の良さとしてキャスティングは間違っていなかったと感じさせられる程、とても面白く鑑賞できました。CGばかりのシーンの中、染谷将太と深津絵理の演技力は寄生獣にはまり役でとても楽しめました。ミギーも阿部サダヲの声とマッチしていて、新一の右腕に共生している寄生獣として、愛着がわきました。
原作をだいぶ端折ったり、変えたりしているけど、全体的には、よくまとまっていて、見ごたえがあった。
この映画の原作は、20年前のマンガですが、ジェームズ・キャメロンが映画化の権利を買っていたらしいです。
「ターミネーター2」のT1000型は、「寄生獣」からとったものらしいですが、結局本体の方は映画化されないまま、最近日本に権利が戻ってきたということです。
映画化するに際して、いろんな監督が手を挙げたらしいですが、結局VFXの第一人者、山崎貴監督に決まったようです。
人間に寄生し、寄生している人間以外の人間を食べる謎の生物達が、海から上陸してくる。母子家庭ではあるが普通の高校生、泉新一(染谷将太)の頭部に寄生しようとするが、失敗。新一の右腕に寄生することになる。それは「ミギー」(阿部サダヲ)と名付けられ、新一と奇妙な関係になっていく。そんな時、新一の学校に、寄生生物に寄生された先生、田宮涼子(深津絵里)が赴任してくる。田宮は新一に興味を持ち、自分のネットワークに加えようとするが、新一は拒否。その後、新一は田宮が連れてきた寄生生物達と戦うことになっていく・・・。
ところどころ原作を端折ったり変えたりしているけれど、原作の名シーンや名台詞は残らず入っているし、全体的によくまとまっていて、面白かった。
全編VFXだらけと言っていいくらいの映画ですが、まったく違和感はなかったです。
特にミギーのところは、CG的な感じがすごく出そうなところだったけれども、影や何かでうまく処理していて、CGっぽさを消していた。
結構グロいシーンもあるけれど、グロいシーンもそんなにグロく見えないように対応している。
出演者は、原作のキャラクターのイメージとはだいぶ違うけれども、演技うまい人ばかりで、特に気にならなかった。
中でも橋本愛さん(村野里美役)がよかったかもしれない。
いつも同じ感じだけれど、自然で、演技に見えないところがよかった。
漫画を見たのはもう25年くらい前かな?
懐かしくも雰囲気は同じように感じました。
さてと完結編を続けて観ようっとw
あ、二部作なんだったら、もう少し短くても良い。
BDには完結編の頭7分くらいが入っていたが110分オーバーの映画は観てて疲れた。
意外とグロかった。
漫画を全く知らない者としての感想
人間の脳に寄生して人間だけを食らって生きる生物が現れた。高校生の泉新一は、右手を脳に寄生しそびれた生物(ミギー)に乗っ取られる。しばらく共存していくうちに、寄生生物と人間との攻防に巻き込まれていく…。
私は漫画を読んでおらず、全く何も知らずにこの映画を観た。なかなか面白いコンセプトで、こういう奇想天外SFものは好きだと思った。普通の暮らしに紛れる超おかしな出来事。それから、母子の話もとてもいいと思った。最初の弱々しい主人公もいい。序盤はわくわくした。
しかし特に後半から話がダラダラとして盛り上がりに欠け、映画全てが何かへの序章としてだけ存在している感が否めなかった。漫画ファンを納得させる事に気を遣いすぎたせいで、映画として一つの作品と成り立つ構成力に欠けた例だと思う。消化不良気味。
もちろん後編も観てみるつもりだが、前編を観てもやもやするので、これだったら一作にまとめて欲しかったと感じる。
涙が出ないんだよ…
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