「端折ったセリフは演技でカバー」寄生獣 ゆたかちひろさんの映画レビュー(感想・評価)
端折ったセリフは演技でカバー
原作は家ごと火事で焼けたあともう一度買い直す程好きで
原作ファンにも高評価と聞いて観てみた。
尺の都合でミギーとシンイチを一刻も早く
打ち解けさせるためか、ミギーが人間臭すぎる
そこは少し残念な要素ではあるけど
なんとか許容範囲かな?
これだけは入れて欲しい名シーンや名台詞
いっぱい入ってました。
短くまとめるために、色々ツギハギしつつも
映画オリジナルの要素を入れて微調整したり
うまくまとめたなー!と感心。
かといって、まとめて削った部分に余分な説明は
入れずに、役者さんの無言の演技で魅せたり
キャストを見て、うーん?と思ってた部分も
動いて演技をしてるのを見ると
かなりしっくりハマってた。
4月の後編にまた新キャラも出てくるので楽しみ!
スタッフロール後の後編予告は
ちょっと見せすぎじゃない?と思うぐらい…
ただ、原作ファン的には
あのシーンもあのシーンもやるんだ!
と期待が膨らんだので、いいのかな。
ただ、レーティングは子持ちの母的にはPG12でなく、R15にして欲しい所かなぁ。
漫画の実写としては、成功の部類だと思う。
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