劇場公開日 2014年3月21日

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「戦争における兵士と民間人」ローン・サバイバー うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0戦争における兵士と民間人

2017年12月30日
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戦争のホンのわずかな部分をつまみ上げた美談と言うべきこの作品。

たった一人撤退するアメリカ兵を庇った民間人の心意気のみに感動する作品である。
タリバンを悪く描いているが、その元は政治的な圧力や利権を伴う戦闘で多くの命を失わせたからこそ、連なる報復の繰り返し。
特殊部隊が強いとか武器が凄いとかはどうでも良い。

所詮、戦争行為を良いように描くのはムリなのだ。殺しあった時点で和解など望むべくもない。引き金は軽いが、引いた後の世界は重いものになる。

正直、何しに行ったん?と聞きたくなるそんな理不尽ささえ感じる。
戦争ではなんも解決しない、新たな問題を増やすのみ。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)