映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんのレビュー・感想・評価
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武井咲さんが役に合っていました。
映画公開日に、見に行きました。武井咲さんが声優を務めた「段々原照代」刑事が、武井さんと合っていました!
話の後半に出てきた、巨大なロボット役のコロッケさんが、少しくどかった事が少々残念…。
最後の場面は、感動しました!
クレしん映画の中で1番
これは小学2年生くらいの時にみましたが、その時はあんまり面白さを求めず、適当にみて、しんちゃんが観られればそれでいいみたいに思っていたのですが、成長してから観ても、十分楽しめるんですねー。
特にラストの腕相撲対決なんか悲しすぎて観てられたかったし、その後のロボとーちゃんの、
「すまんな、しんのすけ。オレはおまえのとーちゃんじゃなかったみたいだ。」
「おまえは"いいこ"だ・・・でっかくなれよぉ。」
っていうセリフでとどめを刺されて涙腺崩壊。
また、ロボとーちゃんにも人間のとーちゃんも記憶は全く同じで、自分が急にロボットになって本当の父親じゃなくなったなんで受け入れららないに決まっているのが故にこのセリフはつらい。
しんちゃん映画の中で名作に残る1本だと思うし、私はまだ学生ですが、ぜひ大人の方々にも観てもらって楽しんでもらいたい1作です。
父親の姿
父親の権威を取り戻すため敵組織がひろしをロボに変えて人々を先導する。
実はロボとーちゃんはロボットに記憶をコピーしたものだった。パロディ多め
コピーとオリジナルの倫理感が問われる。
話のテンポとキャラデザが良い!!
画作りの参考になるかと思い、某ウェブライターさんがオススメしていた作品である「暗黒タマタマ」「踊れアミーゴ」と続けて3作観たのですが、今のところ本作(ロボとーちゃん)が1番個人的に好みで、2回観て2回泣いてしまったのでレビューをしたためております。
第一の感想としてはタイトル通りですが「(映画オリジナルの)キャラクターデザインが良いな」と思いました。ガンマのナード感や蘭々の妖艶さ、そしてなんと言っても黒岩(cv遊佐浩二)の残念な悪役ぶり! 元から好きな声優さんだったのですが、出演されているとは露知らず非常に嬉しかったです(笑)
最後の五木ひろしのくだりにあまり必要性を感じられませんでしたが、企画に元から組み込まれていたような雰囲気を感じたのでまぁ仕方ないかな…と。
全体に振られているネタの割合や質、テンポは良く、劇画タッチになるシーンのチョイスもナイスでした。
クライマックスシーン含めてまぁまぁ予想のつく展開ではあるので、斜に構えて見ると肩透かしを食らうかもしれないため、何も考えずに童心に返ったような気持ちで観るのが良いのかもしれません。
ひき肉が凄いですな〜、それを言うなら皮肉な!気を抜け!
前見た事あったような気がしたんだけど、あんまり覚えていなかったから再鑑賞。やはり、クレヨンしんちゃんはすごい。扱いずらいテーマを面白く、深く描けるのはこの作品だけ。素晴らしい映画でした。
今まで見てきたクレヨンしんちゃん映画の中でトップクラスで好きな新キャラ達。かなり印象に残る人物ばかりで、これぞしんちゃんって感じ。もっと悪の中での正義感みたいなのを出して欲しかったとは思ったけど、ビジュアルとか口調とかがかなり好みだったので、そこまで気にならなかったかな。
感動できる場面がラストだけでなくて、随所にあるのもよく出来ているところ。特にしんちゃんがロボットとーちゃんのために必死にピーマンをがっつくシーンはかなりグッときた。みさえも、ひろしも、しんちゃんも、ひまわりも、本当にいい人だよなぁ。
もちろん、しんちゃんですので笑える場面もたんまり。あの風間くんの自慢に対してのしんちゃんのセリフ、めっちゃ笑えた笑笑 風間くんのお母さんも苦笑いだったし。その手には引っかからないぞ!には、日々しんちゃん達も成長しているんだなと思いましたね。
大人も子どもも最高に楽しめる作品。
映画クレヨンしんちゃんシリーズ全作見たくなってきました。今のところハズレゼロ。今年はどうかな...。
アンドロイドは幸せな家庭の夢を見るか
ロボットモノというか、アンドロイドモノというか、押井守的な生命と非生命の境界線をどこで引くのかというテーマモノとして捉えた時、最高傑作だと思う。
見た目がロボだけど中身はひろしなロボとーちゃんを訝しるみさえに対して、何の先入観なく接するしんのすけ。
記憶が人たらしめるのか、見た目が人たらしめるのか…
家族を守りたいという気持ちだけでは、家族になれないのか。
コミカルな中に人とは何か、絆とは何かを考えさせられるいい映画だと思う。
劇場版クレヨンしんちゃんには良作が多いが、今のところナンバーワンだ。
個人的にはまぁまぁ
しんのすけが父ちゃんに乗ったことによって腰が破壊されるひろし。
その腰を治そうと街に出ると、巨乳の姉ちゃんがエステ店に勧誘する。そこでひろしは眠らされて、コピーロボットを作られてしまう。
ひろしのデータをコピーしたロボットが野原家にやってくる。当然みんな驚くも、ロボットになった事によって、家事など今までよりも上手くいく。
ロボ父ちゃんがしんのすけ、風間君などを助けてみさえに抱きしめられるシーンはほろりとくる。
そんなロボ父ちゃんだが、悪い奴らの計画では、腑抜けになっている父親たちに昔の親父の威厳を取り戻そうとする「ちちゆれ(父親が勇気をもって立ち上がる)」会をつくることを目的としていた。
ロボ父ちゃんも髭によって洗脳され、悪いロボットになってしまう。
その髭はしんのすけが風間君たちと協力して取り戻す。
ロボ父ちゃんは再びもどるも、敵に破壊される。
しんのすけがロボ父ちゃんを助けるために敵のアジトに侵入したところ、元のひろしを見つける。
そこからひろしとロボ父ちゃんが一緒になり敵の親玉を倒す。
最後にロボ父ちゃんがさよならするシーンも寂しいね。
私は、クレしん映画の中で上位に入るくらい好き(27歳
しんちゃんが、ピーマンを食べたところで泣いた。
なんで、泣いたか不思議がる人も 多いかもだけど。
子供(5才)が、自分の苦手なもの、普段絶対食べないものを 食べるって とても凄いことだと思いません?
大人なら、大人の考え方が構築されてるので
苦手なものを無理して食べれるかもしれないし 食べないという選択肢も選ぶこともできる。
でも、5才児が自分で考えて 絶対嫌なものを食べる。
これって、成長と思いません?
私は その成長に涙しました。
しんちゃんの前では、父ちゃんもロボとーちゃんも違いがありません。
ロボとーちゃんを助けたい一心で、5歳児はピーマンを食べたのです。
第2に、最後の腕相撲で泣きました。
ここも人によっては 展開がベタベタで胃もたれする人もいたかもしれません。
では、私がどこでなぜ泣いたのか。
それは、ロボとーちゃんの死です。
ロボとーちゃんは たとえロボでも、
そこに記憶があり 感情があり、愛がありました。
たとえ、コピーされた偽物の記憶だとしても、
ロボとーちゃんは 自分の記憶が本物と信じて疑わなかったはずです。
それ故に、あそこでロボとーちゃんが死ぬということは
何を意味するのか、それは、
「もう、しんのすけの成長、ひまわりの将来を見れないこと」にあります。
親は何より 子供の成長が楽しみなものです。
ヒロシなら 普段の家族思いなところを見ると
尚更でしょう。
単なるロボットの死と見れば、なんとも思わないかもしれませんが、
実の父親の死と見れば どうでしょうか?
家庭環境は人それぞれなので、自分に当てはめると何万通りの解釈ができるかもしれませんが、
私は 実の父親が 死ぬなんて悲しすぎますし、
実子が まだ小さいのに自分が死ぬのも悲しすぎます。
そう考えると涙がとまりませんでした。
「テセウスの船」「スワンプマン」のクレしん的解釈
「オトナ帝国」「戦国大合戦」に次ぐ感動映画として、しばしば名前が挙げられる今作。
クレしん映画は「大人が観ても楽しめる子供向けアニメ映画」として映画マニアの中でも有名で、中でも名作と名高い「オトナ帝国の逆襲」は、「子供の付き添いで一緒に映画を観ていたお父さんが全員泣いていた」なんてことを、評論家の岡田斗司夫さんもおっしゃっていました。
今作も「家庭内で肩身の狭い父親」がフィーチャーされたり家族のあるべき姿について言及した大人向けの側面と、とことん振り切ったおバカなコメディという子供向けの側面を併せ持った映画だったと感じます。
あと、声優オタクである私としては今は亡き藤原啓治さんの演じる野原ひろしとクレヨンしんちゃんから退いた矢島晶子さん演じるしんのすけの声を聴けるだけでも普通に泣きそうになります。
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野原ひろし(藤原啓治)としんのすけ(矢島晶子)の二人が映画を観た帰り、ひろしはしんのすけを肩車した拍子にぎっくり腰になってしまった。身動きができない状態では家庭内での居心地が悪く、病院に行くと言ってひろしは家から出た。目当てだった整骨院が定休日だったので帰ろうとすると、道端でセクシーな女性が新しく開店したメンズエステの呼び込みをしており、「無料で施術できる」「腰痛も治る」ということでひろしはそのメンズエステ店で施術を受けることになった。施術が終わると、ひろしはロボットに改造されていたのだった。
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あらすじだけ見ると実に荒唐無稽です。多分他のアニメでこんな荒唐無稽な設定があると「なんでやねん」と突っ込みたくなりますが、この映画はこれまでもかなり荒唐無稽な映画が作られてきた「クレヨンしんちゃん映画」なのです。観客の中にはこの程度では違和感を感じないくらいの下地ができあがっています。
この映画の中で描かれている家族愛の素晴らしさについては多くのレビュアーさんがおっしゃっていますので、私はこの映画で描かれている「本物と偽物論」について語りたい。
「テセウスの船」という話をご存知でしょうか。
古代ギリシャのテセウスという人物が、自分が所有する船の古くなったり損傷した部分を新しい部品に交換した。何度も交換しているうちに船の部品は全て新しい部品に置き換えられた。最初の部品が1つも残ってないテセウスの船は、元の船と同一のものと呼べるのだろうか。というパラドックス問題。
今作「ロボとーちゃん」でも作中で「人格や記憶だけが残った全身機械のひろしは元のひろしと同一か」という疑問が投げかけられる場面が何度かあります。ロボットとなったひろしに対して「カッコいい」と肯定的なしんのすけとは対照的に、みさえはロボットのひろしを受け入れられず、家の中に入れずに外で生活させていました。
そして後半には本物のひろしが登場し、「実はロボトーちゃんはひろしの記憶をコピーしただけの偽物だった」と判明します。ここからは「テセウスの船」というより「スワンプマン」が近いかもしれませんが、二人のひろしが「自分こそ本物のひろしだ」と言い争いを繰り広げます。ロボとーちゃんが周りの人に受け入れられ始めたタイミングで本物のひろしが登場するのはニクい演出ですね。
RADWIMPSも「僕の何が残ってれば僕なのだろう」と歌っていますし、西尾維新の物語シリーズでは「本物と偽物、どちらが良いか」という議論が交わされるシーンがありますし、「怪物王女」という漫画では同一の記憶を保持した王女が現れ、「どちらが本物か」と議論するという回が登場します。
何を以て「本物」と解釈するのか、何を以て「偽物」と判断するのか。
この問題は古代から散々議論されている答えの無い問題ですが、今作「ロボとーちゃん」では「クレしんとしての解答」をきちんと提示していたところは非常に良かったと思いますし、その解答がラストシーンの感動に繋がっているので、それもまた素晴らしいと思いました。
しかしながら、映画内で終始「おバカギャグ」が多用されるのは私の好みから外れていました。真面目なシーンでもギャグが挟み込まれたりして、そこがどうしても気になってしまったのです。
例えば、同じくロボットバトルがラストシーンにあるクレヨンしんちゃんの「温泉わくわく大決戦」では敵の操る戦闘ロボットと白熱したバトルが繰り広げられ非常に見応えがありますが、今作ではロボットバトル中にちょいちょいギャグが挟み込まれていたりして非常にテンポが悪く、私は白けてしまいました。小学生くらいの子供だったら畳み掛けるようなおバカギャグに大爆笑だったのかもしれませんが、大人が一人で観ているのは正直キツイですね。
クレヨンしんちゃん特有のおバカギャグ映画だと分かっていたら面白い作品だったと思います。しかし私は「オトナ帝国」「戦国大合戦」のような感動作品だという事前情報のせいで、イマイチおバカギャグに乗れませんでした。非常に残念です。でも面白かったです。
親と子供ってどんな関係がいいんだろ。
今更ですが、藤原啓治さんのご冥福をお祈りします。優しいひろし、ガンコひろし全ての演技が上手かったです。天国でもお元気で。3000回愛してます。
このロボとーちゃんクレしん映画で1、2を争うレベルで大好きな作品です。
序盤からぐっと心を掴まれます。なんてったってカンタムロボが出てくるんですよ!何様かと思われるかもしれませんが、それだけで「監督わかってんじゃん」と言いたくなります。そして、テンポ良くチャッチャッカ物語は進むので飽きることなく見られます。
それにクレヨンしんちゃんといえばやっぱりギャグですよね。これも大体面白いです。個人的にはロボとーちゃんの謎機能がツボでした。指から電動歯ブラシが出たり馬鹿馬鹿しいクレヨンしんちゃんらしいギャグでした。
そんなギャグから打って変わって中盤からはかなりシリアス寄りな展開になります。ロボとーちゃんが亭主関白の頑固親父になっちゃうんです。それから尻に敷かれた親父達の逆襲が始まるのですが、これやり方は良くないですが決して言ってることは間違ってないんですよ。男女平等が進みすぎて男尊女卑から女尊男卑に成り代わっていたり子供を少しぶつだけでDVと言われる世の中なのでもう一度威厳ある存在が正さなければならないのかなと。(決して女性や子供が下と言っている訳ではないです。)
そして予告でも出ているのでネタバレではないと思いますが本物の(人間の)ひろしは別にいてロボとーちゃんは記憶がコピーされただけのただのロボだったことが明かされるのです。凄くシリアスな展開ですが良い塩梅でギャグを入れる事により見やすくなっています。
こっから先はネタバレになるので言えませんが今回の敵決して完璧な悪じゃないんです。どっちも間違ってないんじゃないかと終盤で思いだします。是非自分の目で確かめて下さい。
ちなみに映画オリジナルキャラの段々原ちゃんめっちゃ可愛いです。
個人的にはクレヨンしんちゃんシリーズのNo.1
しんちゃんの映画シリーズは色々観ていますが、個人的な1番はこのロボ父ちゃん。見ながらポロポロ泣いてしまいました。
家族とは、ヒトとはなんだろうと考えさせられつつも、心さえ同じであれば、行動はどんな姿でも同じことをする、みたいなところは、意外と深いインサイトに思いました。AI時代を意識してしまうコンテンツだなーと。
壊れちゃうロボとうちゃん。でも最後まで野原一家を守ろうとする姿。そしてリアルひろしもやはり良かった。そしてしんちゃんの調子の良さは相変わらず。
戦国とか好きな人もいますが、シンプルに野原一家が団結してファイヤーしてるこのストーリーのほうが好き。
微妙
レビュー高いから期待して観たけど、自分にはハマらなかった。まず、笑いのセンスが微妙。そして「家族愛」がテーマなんでしょうけど、強調しすぎてる気がする。ラストも〈こうすれば感動して泣くでしょ?〉感があって、私は共感出来なかった。従来のクレしん映画も「家族愛」があって感動するんだけど、今作はなんか押しつけに思えた。
薄い!浅い!どこが偉い?
家庭での居場所を失い、公園で過ごす父親たち…、今や父親たちの威厳は失った…が前提としてありましたが、そこに疑問。
公園で過ごす父親いる?いたとしても子育てから逃げてゲームするためでは?
「父親の威厳」がちゃんと表現されてなかったのが問題。威厳のある父親像がなく、これは「俺は男だぞ!父親だから偉いんだぞ!」というその裏付けもないただの主張をテーマにしてるから、おもしろさを感じられませんでした。
しんちゃんの映画は初期はおもしろさや感動があったものの、パターン化して深さもなくなりおもしろくないです。数年ぶりに観ても数年ぶりを感じさせないのは、いいのか悪いのか…。
大人になってから感じるのは、ひろしはなかなかいい旦那であり父親であるということ。
妻のことを対等に思っていて、機嫌良く家で過ごしてくれるのは、実はなかなかすごい事なんだと知りました。
最後のロボはおもしろいけど、ウケるのかな?
祖父母世代ならウケそうだけど…。
子供たちがエレベーターに乗るシーンの「大人の階段〜」はしみじみしました。
ああいうのが全体的にあったらよかったのに。
ロボのとうちゃんかっこいい!じゃなくて、ひろしがかっこいい!こんな父親になりたいって思える内容を期待していたのに、そうではなかったと思います。
敵キャラも動機もアジトも薄くて残念でした。
威厳のある父親がいた日本は何がよかったのか?をもっと掘り下げればいい映画になったと思います。
公園で喫煙するのだめでしょ、当たり前でしょ。
オッさんだからこそ理解できる哀愁が胸を締め付ける…
国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第22作。
突然ロボットへと改造されてしまったひろし。その裏には「父ゆれ同盟」という謎の組織の陰謀があった。
ロボとーちゃんとしんのすけが、「父ゆれ同盟」の思惑を挫くため立ち向かう。
久しぶりに「クレヨンしんちゃん」の劇場版を鑑賞しようと思い、評価の高い本作を観てみることにしました。
子供でもわかりやすいギャグと、オトナじゃないと理解できないんじゃないかというユーモアが入り混じる、とてもカオスなアニメ。
現代の哀しい父親像を描き出した後、父ひろしがロボットになってしまうという超展開から物語が展開していく。
前半から『クレヨンしんちゃん』らしいギャグが続き、良くも悪くもファミリー向け映画かなという印象だったが、後半になりロボひろしの正体が明らかになってからは、映画のカラーがぐっと変わる。
本物の父ひろしと、実は記憶をコピーされただけの人形だったロボひろし。
自らを本物だと言い張るロボひろしの哀愁に胸が痛みます。
ギャグパートはお馴染みのクレしんギャグといった具合でしたが、黒幕との最終決戦のバカバカしさはすごい!もはやギャグというより前衛芸術のようなわけのわからなさ。この為にコロッケが声優として参加していたのか…
この辺りは鬼才湯浅政明の仕業のようですね。やはりセンスが頭ひとつ抜けているというかなんというか…
ラストシーンのひろしVSロボひろしの腕相撲は涙無くしては見れない名シーン。
子を持つ父親ほど、このシーンは胸を締め付けられるのではないでしょうか?
前半に描かれている、しんのすけとロボひろしの腕相撲のシーンが伏線として機能しており、より感動を引き立てています。
クライマックスのコロッケロボと、ひろしVSロボひろしの場面があることで、全体としての映画のクオリティがググッと引き上げられていると思いました。
逆にいえば、ラストシーンまでは正直あまり盛り上がらないかなという印象。
しかし、子供であればしっかり笑える場面も多く、大人でも感動できる場面があるので、クレしん映画としては良い出来だと思います。
ただ、武井咲を声優として起用する為だけに作られた段々原というキャラはいらなかったかな…
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