新しき世界のレビュー・感想・評価
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父への忠誠か、兄との絆か。
2020年6月14日
映画 #新しき世界 (2013年)鑑賞
パッと思いついたのは、#インファナル・アフェア の韓国版のイメージ
韓国の裏社会って日本と似てる感じがしますね
#ファン・ジョンミン はいい味出していましたね
#チェ・ミンシク は #オールド・ボーイ 以来久しぶりに見たけど太ってた
オススメです
素晴らしき世界
面白い!
これぞノワール!これぞ男の世界!これぞ男の友情!
痺れた。
前半は組織の状況と、チョンチョンの人柄で
伏線を張っといて、
チョンチョンいい奴じゃん、
コイツが次のトップで良いじゃん!と思わせてからの、
警察の手に踊らされて、
豹変すると言うかヤクザの素の部分の恐ろしさを見せ、潜入がバレたのか?と言う緊迫の場面は
ジャソンばりに脂汗が出た。
そこからの組織内の抗争も凄まじかった。
ストーリーはそんなに難しい物でなく、
警察の絵図の通りヤクザが踊らされて行くので、
何が正しくて何が悪なのかは分からなくなるけど、
とても見やすかった。
ノワールの世界の中でチョンチョンとジャソンの
友情だけが信じられる唯一の物として描かれていて、
特にチョンチョンからジャソンに対しての友情には
泣けた。
ジャソンも手を握るなりリアクションをしてあげて欲しかった。
ジャソンが覚悟を決めてからの展開も良かったし、
オチのつけ方も、こうでなくちゃ!と言う物で
とても良かった。
8年間、潜入捜査官ジャソンに指示を与えるのはカン課長(チェ・ミン...
8年間、潜入捜査官ジャソンに指示を与えるのはカン課長(チェ・ミンシク)。何度か直接話もするが、このままヤクザのトップになっていいんだぞ、などとほのめかしたりする。現職のソク会長が謎の事故死を遂げたために、後継者争いが表面化していて、チャン・チョンとイ・ジュングとの対立が裏取引や裏情報などで暴行・殺人が行われる残虐な世界。
一見クールで抗争を見守っているジャソン。このため観客の目はいつか警官の心を取り戻して暴力団組織を壊滅させるのだろうと期待させるのだが、意外な展開を見せてくれる。チョン・チョンには中国人ハッカーを使ってジャソンの情報も入っていたのだが、彼はジャソンの素性がわかってもジャソンを始末することなく、それがジャソンの気持ちを固めたのであろう。敵対するジュングや引退しかけたスギなども次々と殺害し、会長にのし上がったのだ。あっけない幕切れだったが、もっと心理変化をわかりやすく描いてくれれば映画としても極上のものになったかもしれない。
また、イ理事とイ・ジュングという顔も似た俳優を使ったため混乱を招いたし、囲碁の先生や妊娠している彼女とか、ややこしい配役は否めない。そして、その彼女ってカン課長の指示で近づいたんだから、やはりもう一つ展開があってもおかしくないのに・・・
恐ろしいヤクザの世界
ヤクザの世界を見せていただきました。好きな俳優が揃っていたこともあり、最初からグイグイ引き込まれました。ヤクザの世界と言っても、むしろ韓国ノワールにしては暴力少な目かもというレベルで、エロは出てきませんので女性でも楽しめるヤクザ映画ではないかと思いました。
これぞ、男の世界!
これは凄いドキドキしますね!
信頼と裏切り、その板挟みの世界がスリル満点で引き込まれました!
ヤクザの潜入捜査官として8年間潜り込んできた男、イ・ジャソン。
その世界にどっぷりと浸かり過ぎた彼は、跡目争いのイザコザに巻き込まれ、どちらの世界で生きて行くのか、人生の瀬戸際に立たされます。
仲間の潜入捜査官が次々に殺されて行く中、次は自分かとドキドキしながら生きる姿は手に汗握ります。
心血を共にした兄貴を裏切りたくない気持ちと、警察官として正義を全うする気持ち…。
彼の悩み苦しむ姿に最後まで目が離せませんでした!
神映画
定期的に摂取する作品♪
これ以前にも韓国映画は観たりしてたけど、この作品に出逢ってから韓国ノワールにズブズブとのめり込んだといってもいいくらい。
オールタイムベストを作るとしたら絶対入れる作品。韓国ノワール、トップクラスの作品だと思ってます。(観てない作品沢山有りますが…)
毎回観るたびチョン・チョン(ファン・ジョンミン)兄貴に泣かされます。
私にとって永遠の兄貴!(そんな世界にはいませんが…)
なるほど面白い。ゴッドファーザーとは比肩すべくもないけど、日本の安...
なるほど面白い。ゴッドファーザーとは比肩すべくもないけど、日本の安っぽい実録ヤクザ映画などはるかに凌駕するクオリティ。センス。完成度。
やたらドンパチ撃ちまくるより、金属バットの方が数倍コワイ。刃物よりコワイ。
舎弟という感覚は、東洋人にしかわからんものなんだろうか。たぶん西洋文化には馴染まないというか、少なくとも東洋人よりかは希薄なんだろうと思う。肉親よりも濃いって言うもんね。いわんや職責なんぞをおいてをや。
命がけの仕事って、考えるとすごいね。
中々飽きないストーリー。
やっぱ韓国映画って演技、お金のかけ方が凄く上手い。ストーリー的には予想はしてたが
キャストの演技力で興奮させられました。
正直最近の日本のヤクザ映画とは比較にならない。エンターテェイメントとしても素晴らしかった。
ヤクザ映画は、もはや韓国の時代か?
あ〜、面白い映画だった。
いろんな人がコメントしているように、ヤクザ映画の代表とされるような作品の要素がたくさん盛り込まれている。警察の潜入捜査もの「インファナル・アフェア」、家督争い「ゴッド・ファーザー」「仁義なき戦い」、内部紛争を影で操る警察「アウト・レイジ」などなど。コレだけの内容で面白くないワケがない!
更に面白い要素としては、「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクがいい感じの老獪っぷりで食えないヤツな点、No.2の権力者のチョン・チョンが愛嬌たっぷりでカワイイヤツな点、ゴアシーンでの演出、など。
最後までどうなるかわからず、ハラハラドキドキして観れました。ヤクザ物が好きなら、是非見て欲しい作品。
萌えヤクザ映画
「悪魔を見た」の脚本家が監督でヤクザ映画ということで「エレクション」ばりの仁義なき戦いを想像していたら、意外にも萌え映画だった。愛くるしさ全開のブラザー・チョンチョンと、ずるい賢いおじさん刑事に振り回される主人公の三角関係が秀逸。とはいえ刃物とバットで繰り広げられる抗争シーンではきっちりアゲてくれる。
生き残るための選択
監督自身が明らかにしているが、パク・フンジョンは『ゴッドファーザー』(フランシス・フォード・コッポラ)、『インファナル・アフェア』(アンドリュー・ラウ、アラン・マック)、『エレクション』(ジョニー・トー)といった東西の傑作がお気に入りだそうで、乱暴な言い方をすれば、本作はこの3本(どちらもシリーズ)のいいとこ取りという言い方も出来るだろう。
警察の潜入捜査官という設定は『インファナル・アフェア』だし、真っ当な堅気の世界と犯罪組織という裏の世界の間で苦悩するジャソンのキャラクターは『ゴッドファーザー』のマイケルを思わせる。組織の後継者争いの血生臭さは『エレクション』だ。
しかし、本作はただの物真似ではない。
この作品の非凡さは、三つの作品の設定やキャラクターを借りつつも、まったく新しい、パク・フンジョンオリジナルの作品を作り上げていることだと思う。
本作をオリジナル足らしめている最大の要因は、ジャソンの運命を決めることになるチャン・チャンというキャラクター。
彼と、彼の行動が、
まさにジャソンに生き残るための選択をさせるのだ。
イ・ジョンジェ、チェ・ミンシクという安定安心の二人に加え、チャン・チャンを演じたファン・ジョンミンが素晴らしかった。
軽さ、強かさ、温かさ、狂気、情。ひとりの人間の中の複雑な感情、性格を見事に体現していた。
老獪な警察幹部、日和見な組織の理事たち。男たちの表情の捉え方、撮り方に痺れる。
監督自身による脚本は勿論のこと、ストーリーが収束していく終盤のシーンの繋ぎ方、編集の巧さにも唸った。
今作は三部作の二作目として製作されたという。6年前のジャソンとチャン・チャンの姿は一作目に繋がる布石だろう。
新たな傑作シリーズ誕生の予感である。
収束の仕方が好き
最近のマーブル系ヒーロー誕生前日談の韓国ヤクザバージョンって感じでした。
面白かった。
これみてて、どーしたってチョン・チョンに肩入れしてしまう。
警察側の薄汚さは、アウトレイジの小日向さんっぽくて良かった。でも、今回の場合、カン課長はタバコを辞めたりして、人間の心を持っていた。
チョン・チョンとの別れのシーンは泣けた。
近年代表の一本!完成度の高さに驚きました
私が感じたテーマは人生は自分で選ばなければいけない場面があるということ。この主人公の場合、壮絶な選択ではありますが、大小あれど、私たちにもその場面はあると思います。
そして、終始緊張感を保つシナリオ、程よいバイオレンス、後半の刃物版ヒート的な大立ち回りにはゾクゾクしました。義兄弟愛の描き方も素晴らしい。
完成度の高さに感激します。まさに、一流のエンタテイメント。観れて良かった〜
チェミンシク
以外の俳優はよく知らず。韓国の華僑系ヤクザの話。この華僑系というのが、意外と新しい。延辺の物乞いという呼称の中国人殺し屋集団が野蛮だけどファニーな田舎者として登場してくるのだが、その韓国映画における中国系の扱いが新しい。北を飛び越えて中国系の設定を持ち込む設定が良いのだが、中国本土は描かれず勿体無い感じに。
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