「人間のクズさを思い知る一本。」アクト・オブ・キリング 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
人間のクズさを思い知る一本。
「じゃあなんで殺された共産主義者の子供らは、復讐に来ないんだ?」
「人間の集団心理の恐怖」、この一言に尽きる一本。
インドネシアでかつてあった虐殺から、作品は作られているものの…
規模の差こそあれ、友達、職場、ご近所、ママ友の間で未だ行われている「排斥」というヒトの本能の恐ろしさばかりが際立ちました。
虐殺なんて、時勢のガソリンがかかっただけで。
火種は日常の、凡人たる我らの心の中に確かに有るんですよ…
貴方は、貴方が責める人の顔を直接見て、生で言い分を聴いてますか?
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