「怖かった」アクト・オブ・キリング 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
怖かった
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もっとエキサイティングなものを予想していたらけっこう地味で退屈だった。町山智浩さんの解説の方が面白かった。
おじいさんが50年前の自分の罪に気づいて、吐き気を催す場面が本当に苦しそうで迫力があった。
インドネシアの民兵組織の制服がオレンジと黒の迷彩柄という毒々しいもので、特撮ヒーローものだったら絶対に悪の軍団だ。彼らが虐殺の再現をする場面は本当に悪そうだった。
太った男が女装させられたり、完全におもちゃにされていた。彼が調子に乗って選挙に出て落選したのは面白かった。
軍が政権を握るといろいろと良くない感じがした。インドネシアは近年『ザ・レイド』やシラットが注目されているのだが、深い闇を感じた。
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