くまのアーネストおじさんとセレスティーヌのレビュー・感想・評価
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独特の絵柄に妙ななつかしさを感じ
少しだけペシミスティックなファンタジー。動物を擬人化して不思議な関係を描いてあります。入り込んで見いるでもなく、何も考えずにぼーっと見ていられるようなアニメで、なんだか癒された気分になりました。
2020.4.25
くまって本当に怖いの。
地下のネズミの世界と地上のくまの世界。
小ちゃくて可愛いネズミのセレスティーヌ。大きくて楽器を弾けるくまのアーネスト。何処となく優しい。
セレスティーヌは絵をかくことが大好き。アーネストは音楽を愛している。お互いに相手の良いところ認めて二人で楽しく暮らす。
相手を怖いと決めつけないこと。そして相手の良さを認めることが平和の第一歩かな。
絵のタッチが柔らかく優しい。夢のあるアニメーションです。フランス映画らしい。
中々シビアなお話
「エルネスト」としか聞こえないので「アーネスト」と字幕で出るたびに引っかかる。フランス語のセリフは意味はわからないが非常に耳に心地よく、特にセレスティーヌの声が好き。水彩画風のアニメーションもなかなか良く、特にそれを思いっきり意識させるあのシーンは素晴らしかった。
クマとネズミには何か隠喩があるのかもしれないが、ベルギーだからオランダ系とフランス系?いや違うのかな。
ただかなり厳しい環境だったとはいえストーリー中「えっそれでいいの?」と思う所もあったのでちょっと低めの評価。ミステリ作家という認識だったダニエル・ぺナックが、脚本の1人にクレジットされていてへーと思った。
クマのおじさんとネズミの少女
フランスのアニメーションで絵のタッチがとても優しく、ほのぼのとした物語にマッチしている。
地上はクマ、地下はネズミと住み分けされている世界で、二つの世界はマンホールでつながっている。
互いに敵視していたが、ネズミの少女がクマのおじさんを助けたことから・・・。
背景はデフォルメされ、水彩画風の登場人物が浮き上がってくる。
絵の上手なセレスティーヌ、音楽を奏でるアーネスト。クマの世界とネズ...
絵の上手なセレスティーヌ、音楽を奏でるアーネスト。クマの世界とネズミの世界、そのどちらからもはぐれてしまっている二人。二つの世界はすぐには相容れない世界だけれど二人なら狭間の世界で生きられる。「君と一緒に暮らしたい」の二人の気持ちが。
水彩画のような絵も、音楽もなんて素敵!
友だち
ベルギーの絵本作家の代表作シリーズを映画化したフレンチ・アニメーション。
「アナと雪の女王」「風立ちぬ」と共に2013年度のアカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネート。
見ながらそのまま眠りたくなってしまった。
つまらないからじゃない。
この画、内容、作風、全てがあまりにも心地良すぎて。
まず、その画のタッチ。
まるで絵本がそのまま動いてるよう。
温もり豊かで、ああ癒される…。
話もとてもシンプル。
くまのアーネストと小ネズミのセレスティーヌの友情物語。
腹ペコなアーネストが、ゴミ箱に閉じ込められていたセレスティーヌを食べようとした出会いから始まって…。
映画の始まり、小ネズミたちは、くまは自分たちを食べる怖い存在と教え込まれる。
くまと小ネズミ。
食う者と食われる者。
まるで違う二匹に芽生えた友情を通して、立場も種族も関係ない、分かり合える事が出来る、友達になれる事を素直に教えてくれる。
とにかく、二匹のやり取りにほっこり。
基本子供向けのようであるが、所々の笑いもドタバタ過剰にではなく何処か上品さも感じ、特に大人にとっては温かく染み入る。
本サイトでもY○○○○!でもそれぞれレビューは一件だけ。
見逃すのはもったいない秀作アニメーション!
二匹の物語の続きがまた見たい。
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