ふるさとがえりのレビュー・感想・評価
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「素晴らしい」の一言
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私自身福島の田舎に生まれ育ち現在は東京にいるのでこの映画の主人公、カンジの気持ちが分かります。少年時代の回想もとても懐かしく私の小学校時代の姿を思い出しました。今現在正直とても苦しい状況に置かれていますが、この映画を見るとふるさとの良さや友情関係、そして何より笑顔や元気を貰います。
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家の中、火事にして、何が消防団や
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映画「ふるさとがえり(2011)」(林弘樹監督)から。
自主上映会作品として、感想も交えて記したい。
東京では、映画の助監督だった主人公が、
ある理由で故郷に帰った途端、消防団に入れられる。
ふるさとの地域活動と言えば、男は「消防団」。
(女性は「婦人会」かな?(笑))
その視点がもう古くて、故郷に帰りたくない、と
思う若者が増える気がして、ハラハラして観終えた。
家庭を顧みず、消防だから仕方ないだろ、と口にして
毎日、家を空け、子育てなども手伝わない。
そんな男たちを見て、彼らの恩師が声を大きくして叫ぶ。
「家の中、火事にして、何が消防団や」
終いには「離婚届」を突きつけられて、始めて気付く。
ここまで極端でないにしても、男の消防団活動は、
傍にいる女性には理解されにくい。
「消防ってボランティアでしょ?」の一言で片付けられる。
全国で蔓延している「消防団員減少」は、
ある面では、女性の理解が第一優先だな、と感じた。
「ふるさと」をテーマにしたはずなのに、
妙に「消防団」が目立ってしまった印象があり困惑した。
ロケ地では盛り上がったらしいけど、全国ではどうだろう。
「田舎」と言っても、いろいろあるし、自主上映とはいえ
映画「エクレール・お菓子放浪記」とはちょっと違ったなぁ。
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