「インドの教育。」神さまがくれた娘 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
インドの教育。
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ハリウッド映画「アイ・アム・サム」のインド版。
設定その他ソックリだが、インドならではの教育方針を要に
描いており、主人公クリシュナがとるラストの行動に度肝を
抜かれる。果たして6歳児の知能しかない人間がとれる行動
だろうか…と。どうしても自分の娘を手放したくない父親は
新人弁護士(ほぼボランティア)の力を借り法廷闘争まで発展
させるのだが、幾ら町の有力者とはいえ祖父が孫を誘拐して
父親から取り上げるだなんて酷過ぎる。養育基準を満たして
いないのは分かるが、自分の娘が選んだ相手がなぜ彼なのか
もう少し考えたらどうなんだよ?と思ってしまう。度重なる
迫害?をよそに父親と娘は心を通わせ離れ離れでも通じ合う。
親子ならではの以心伝心に涙を誘われるが、想像以上に長い
法廷シーンなど、ややムダに長い感じはした。子は親の宝だ
という説得力の下、将来を見据えたラストにはリアルが漂う。
(しかし可愛い娘役。彼女もダコタみたいに成長するんかしら)
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