「【“透視、予知、霊的磁石”霊能力を持つ青年オッド・トーマスが、小さな町に災厄を運ぶモノに立ち向かうサイコキネシスホラーアクション。ラストの展開は、切ないです・・。】」オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【“透視、予知、霊的磁石”霊能力を持つ青年オッド・トーマスが、小さな町に災厄を運ぶモノに立ち向かうサイコキネシスホラーアクション。ラストの展開は、切ないです・・。】

2024年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■死者の霊が見えてしまう青年、オッド・トーマス(アントン・イェルチン)は、ある日、「ボダッハ」と呼ばれる悪霊を大量にとり憑かせた男ボブ・ロバートソンを目にする。
 不吉な事を予知したオッドは、その男について調査を開始する。すると、その男の自宅にはボダッハが出入りする霊界への入り口があった。
 オッドは、その事を彼の霊能力を知るワイアット署長(ウィレム・デフォー)と恋人ストーミー(アディソン・ティムリン)に伝えるが、ワイアット署長が何者かに胸を撃たれてしまう。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・序盤から、テンポよく物語は進む。そして、観る側はボブ・ロバートソンが全ての元凶だと思わされるが、そこから捻りが加わって行く。

・POD(プリンス・オブ・ダークネス:悪魔崇拝者)の刺青が入ったヴァーナー巡査、そしてエクルズ巡査が、ボブの仲間であった事が分かる所から、更に物語は加速していく。

・そして、起こってしまったモールでの銃乱射事件。だが、オッドの機転で多くの人の命が救われたかと思ったが・・。
 あのラストは、可なり切ないなあ・・。

<今作は、ハラハラドキドキ、そしてちょっとグロテスクシーンもありながらの、活劇である。面白かったが、オッド・トーマスを演じたアントン・イェルチンの非業の最期を知っていると、やや複雑な気分になってしまう作品でもある。>

NOBU