「感染パニック韓国映画」FLU 運命の36時間 mittyさんの映画レビュー(感想・評価)
感染パニック韓国映画
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韓国の感染パニックアクション映画。
『アウトブレイク』(ダスティン・ホフマン主演の)みたいな感じ。
絶大な感染力でウィルスが蔓延していきます。
韓国の街、盆唐に不法就労者がコンテナで運び出されて、人にうつる変異型の鳥インフルエンザが労働者たちに感染し、コンテナの中はえらいことに。うち、一人の少年がコンテナから逃げ出し、運び屋のちんぴら風の兄弟からも、どんどんウィルス感染が広がっていく話。
韓国映画なんで、これでもかというエグい描写があります。
政府の判断も倫理観なんてなくて、ひどいもの。
(大統領はいい人すぎるぐらい、かっこよかったが)
一番怖かったのは、まだ息絶えていない感染者がビニール袋に詰められて(多数)、クレーンのようなもので、つり上げられて、焼却場へ放り投げられて、焼かれてしまうところ。
救命士のチャン・ヒョクが、感染者たちがいる中をあれだけ走り回っているのに、「なんで感染しんかったの?」など、細かい点は気になりましたが、テンポ良く進んで、まあまあ面白かったです。
とにかく、感染者を入れると、人間の数がすごく、よくあれだけエキストラを集めたなと思ったら、エンディングで「盆唐の皆様、撮影協力ありがとうございました」とあり、納得。地元の人が映画に協力したってことでしょう。
最後はハッピーエンドで、後味は悪くなかったです。
子役の子(ミル)が、ませたこと言っているわりには、どこにでもいる女の子をうまく演じていました。
エンドロールのあとに、「その後のわたしたちハッピーバージョン」があるので、最後まで見た方がいいです。(^^)
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