「実話とは思いたくない」それでも夜は明ける qqさんの映画レビュー(感想・評価)
実話とは思いたくない
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1800年代に奴隷として誘拐された主人公の実話に基づいている。
奴隷として生きていくというのは、今の世界ではなかなか想像し難い事。
召使いとして身辺の世話をするなどのイメージを持っていたが、残酷にもそれを覆し続けるような内容で実話と信じたくなかった。
仕事や家族があって順風満帆に過ごしていたのに突然奴隷として扱われ、服を着ること、意見を言うことすら許されず、物として生きていくような生活。
何の根拠があって肌の色の違いだけでここまで偉そうにできるのか、逆に問いたいくらいである。
後半になるまで救いがないので、ブラピが出てきた時はかっこよすぎる、、とときめいてしまった。
解放されて10年以上ぶりに家族と再会できた時は自然と涙が流れた。
著者で当本人であるソロモンノーサップが、開放後少しでも心穏やかな人生を過ごしていてほしいと祈るばかり。
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