「希望を捨てない」それでも夜は明ける あみさんの映画レビュー(感想・評価)
希望を捨てない
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実際にあったこととして本も出版されていて、映画で初めてみたけれど、心が苦しくて、悲しくて、悔しい映画でした。
この時代の黒人の方々がどんな苦しみを経てきてのかを少しでもしれた気がする。
アメリカの黒歴史。
主人公の気持ちの変化もちゃんと見えて、感動したところは歌を歌い始めたところ。きっと彼は諦めはじめてした。抗わず、口答えしないのに慣れてきて、奴隷の中でもお互いを気遣う余裕すらなかった人たちが、亡くなった方を弔い、その人のために歌を歌う。
そこの人間性はまだ残っていた。
その中でソロモンは裏切られてきた恐怖を感じながらも希望、他人を信じる気持ちを捨てなかった。
容易にブラピのことを信用せずに嫌うことができたはず。
でも希望を捨てなかったから救いの手が現れた。
これは彼がそもそも誘拐されたからと最後に書いてあったが、残された奴隷たちはどうなったのか。
彼らも誘拐されたされてないに関わらず、人間としての尊厳があるはず。
最後にもっと強いメッセージがあったらよりよかったと私は思う。
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