「身体の表現」ダラス・バイヤーズクラブ 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
身体の表現
クリックして本文を読む
バイヤーズクラブに来た女と千載一遇とばかりにしけこむ主人公が何とも言えず良い。
女とロデオを愛し、最後までカウボーイだった男。その変わらなさが良い。
その一方で、ホモフォビアを脱し変わっていく所、最初は自分の為だけだった主人公の行動が少しずつ他人の為のものと変わっていく所も良いと思った。
製薬会社とのあれこれは単純化しすぎた感じもするが、映画なのだからそれはそれで良いのだろう。
主演のマコノヒー、己の身体をもって状況を伝えたことが素晴らしかったと思う。凡百のセリフを連ねるより伝わるものが多かったのではないかと思う。
コメントする