「避妊は必須。怖いはH IVだけでは無い。しかも女性は◯◯」ダラス・バイヤーズクラブ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
避妊は必須。怖いはH IVだけでは無い。しかも女性は◯◯
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アメリカの医療の問題は社会保険制度がしっかりしていない事にある。
HIVが恐れられたのも血液製剤とドラッグと避妊をしないでの生殖行為(相手の物理的性別に関係なく)だったと記憶する。
この映画の主人公の行動は駄目だとは言えないが、難病はHIVだけでないので、この行動だけでは、アメリカの医療が良くなったとは言えない。
鑑賞していて、所詮『命は金なんだ』と感じた。
主人公が命が繋ぐのは大いに評価したいが、彼が末期のHIVであった事を考えるとうつされた可能性のある女性も沢山いるはずだ。
映画ではそれに一切触れる事はしない。
『生きたい』その姿勢は評価できても、周りを巻き込み過ぎている。それぞれの状況を鑑みれば、彼の行動が必ずしも正解とは限らない。もっとひっそりと孤独に死と戦う者の姿が見たい。共感はできても感動は出来ない。
人生はメメント・モリである。まぁ、僕の哲学だが。
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