最強ゾンビ・ハンターのレビュー・感想・評価
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饒舌すぎるゾンビ映画
ものすごい饒舌な映画だった。
アメリカ映画の饒舌さというと無関係なことを喋り散らすことで自身の弱さや真実を隠蔽するといったタランティーノ映画的な饒舌さを指すが、本作の饒舌さはどちらかというと昨今の日本映画のそれに近い。つまり説明的な饒舌さ。
何が起きたのか、何を思ったのか、そういったことが逐一セリフによって語られる。パッとワンショット挟めば理解できるようなことをダラダラと言葉で羅列するモタつき具合にいくぶんイライラさせられはしたものの、アメリカにもこういう手合いの映画があるのか…という好奇心がギリギリ勝って最後まで鑑賞できた。
そういった演出のまずさは度外視するとして、概して爽快なゾンビ映画だった。ロメロ的な社会問題的射程はハナから切り捨てられており、ひたすら飽くなきゾンビとの戦いが描かれる。最強ゾンビハンターの名に恥じない、主人公の八面六臂の活躍ぶりが清々しい。
あれだけダラダラと心理描写に紙幅を割いておきながら結局あのデカくて強いゾンビが何者なのか、イエズス神父の悪い噂とは何なのか、主人公はなぜ復活したのか、といった根幹的な疑問に対しては一切解が与えられないテキトーさもむしろ愛おしい。
良作か駄作かでいえば間違いなく駄作ではあるものの、好きか嫌いかでいえば割と好きな映画ではあった。
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マッドマックスを彷彿させるような主人公と車の組み合わせにちょっぴり...
むきむきzombie
ダニー死ぬの早っ。
ゾンビ、セクシー、スプラッター
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