サファリ(2013)のレビュー・感想・評価
全3件を表示
なぜ撮り続ける余裕があるのか
クリックして本文を読む
広大な自然の中、何も持たない人間が野生動物と対峙しなければならないというありそうでなかなか見ないテーマ。物凄く期待して鑑賞したが…。
様々なファウンド・フッテージでよく指摘される「撮る必然性が見えない」という感想が当てはまってしまう作品だった。あくまでも趣味で撮影していた登場人物たちがなぜに緊迫した状況に追い込まれてもカメラを手放さないのか。終盤こそプロポーズや両親へのメッセージという大義が出てくるものの、無理やり理由付けされた程度にしか思えない。
ドキュメンタリー設定やめて普通に撮れば良かったんじゃないか。設定が大好きなだけに勿体ない。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
野生をなめんな!
クリックして本文を読む
サファリツアーに参加した主人公たちが、とにかくアホ過ぎてイライラしてくる作品。
狩猟区で遭難し、頭上にヘリが通ってるのに発煙筒を使わない(その後2度使ってるのに...)。
銃口を自分に向けないという、最低限の常識を知らずに暴発させて頭吹っとばすアホ。
動物に狙われ生きるか死ぬかの瀬戸際で、痴話喧嘩おっぱじめるバカップル2組。
細菌に汚染されてるかもだが、脱水症状を防ぐために水を飲んだほうが良いと言う、てきとー彼氏の戯言聞いて川の汚染水飲んで、脱水症状悪化させる彼女(その前に火を使ってる描写あるんだから、せめて煮沸してから飲めよ...)。
動物に襲われる描写が、低予算ならではのPOVごまかしで(しかも暗闇)ほとんど見えないから、マヌケな行動から死を招く描写のほうが目立ってしまっている。
日本のサファリパークでも、車をちょっと降りた瞬間にトラに襲われて死んだ人いるし、野生の動物を絶対になめてかかっちゃ駄目なんです!
全3件を表示