「自己陶酔の武勇伝を聞かされた感じ」ホットロード りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
自己陶酔の武勇伝を聞かされた感じ
原作が人気だったと聞いたのですが…本当?と。
それに、なんでそんな大昔のものをなんで?今更?
30代の私にも暴走族の魅力なんて全然分からない、というより嫌悪感。
制作側と鑑賞側に激しくギャップがあるように感じました。
かずきは中学生とわかるけど、春山は?トオルは一体いくつなの?
10代ならではの繊細でもろい感じが、役者が20代だと難しいなとつくづく思いました。少し感じる事は出来ましたが、青くて眩しいなとは反対の感情でした。
かずきの家庭の複雑さも中途半端に感じました。
その半端さが多数に共感を生むのかもしれないですが。かずきの母親が、子供を思ってるのだろうけど自分の方が大事タイプで現代的でした。
トラウマレベルの恐怖のシーンが!
かずきと友達がナンパされた男の車に乗ったら、後ろにナンパ男の友達の車がいたシーンは鳥肌もの!!同じ目に合わないために、女の子には見て欲しいです。
10代ゆえの相手の事をよく知らずに深く好きになってしまう感じはまあ分かるのですが、魅力的には見えませんでした。
二人の関係が深まって行くのが伝わらないからかも。
半ば虚像を好きになってる感じで、10代ってこういうのが嫌だなと思いました。
あまり主人公たちの魅力が伝わりませんでした。
なので、タイトルの感想を持ちました。
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