「どこまでも独創的なのに、どこまでも普遍的。」インサイド・ヘッド ガッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
どこまでも独創的なのに、どこまでも普遍的。
製作で、5年もの歳月をかけてシナリオをブラッシュアップさせた労力は伊達じゃないです。
舞台は、なんと主人公の少女の「頭の中」。
登場人物はその少女と、キャラクターと化した喜怒哀楽の「感情」たち。
このユニークなアイデアが本当に絶妙です。
(この設定にピンと来ない人は、この映画は合わないかもしれない。)
個人的には「トイストーリー3」よりも、「リメンバーミー」よりも泣けました。
どこまでも独創的なのに、どこまでも普遍的。
神業としか言いようがありません。
ピクサー最高傑作だと思います。
なお、日本では公開当時、上映前にあった余計なプロモーション演出に非難があったようですが、憤るお気持ちは痛いほど分かりますが、だからといって率直に低評価をつけるのは短絡的すぎます。
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