「ピクサーはやっぱりすごい。」インサイド・ヘッド mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
ピクサーはやっぱりすごい。
ピクサー久しぶりの新作は、ピート・ドクター監督の新作として登場。なんともオリジナリティあふれるものとなった。
といいたいところだが、日本では「脳内ポイズンベリー」(佐藤祐市監督)が先行している。この映画を見逃してしまっているので、比べようがないのだが、人の頭の中で感情がせめぎあっているというアイデアは同じに見える。
そのことはおいておいて、本作はよくできている。
人間の感情や性格はこうやってできていく、というのが無理なく描かれる。
基本は記憶の集積で、いい思い出と悲しい思い出のバランスが、その人の人格を形作るようだ。
夢までも頭の中のキャラ達が製作している。
イマジネーションは無限に広がっている、そんな作品になっている。
これは2本目3本目、なんだったら、ライリーが亡くなるまでやってほしいところである。あ、そうなるとTVになってしまうか。
ピクサーのクオリティはいつも高水準である。
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