「展開はめちゃくちゃでも涙してしまった」7番房の奇跡 にちさんの映画レビュー(感想・評価)
展開はめちゃくちゃでも涙してしまった
急に泣ける映画を観たくなり検索して本作にたどり着きました。序盤は90年代ドラマを観ているようなコテコテの演出だし、終盤までずっとギャグ漫画を観ているようなおバカ要素やツッコミどころ満載の場面が続きます。それでも終盤は涙が溢れてしまい本来の目的は達成できたので満足です。「この演出は誰でも泣くだろ」という必殺技的なラストで、良くも悪くも、ストーリーの現実性やメッセージ性などは捨ててただただ泣くためだけの作品です。
なお本作のトルコでのリメイク版も本作同様にネットフリックスで公開されていたので、立て続けに鑑賞してみました。大枠は同じですが国が違えば演出も全く異なりラストの演出も異なるため、別々の作品として個別に楽しめると思います。
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