「風船を見上げて思う事」7番房の奇跡 セロファンさんの映画レビュー(感想・評価)
風船を見上げて思う事
冤罪で刑務所に送られた知的障害の男性とその娘の愛情と、彼らを助けようと奮闘する受刑者や看守達の絆を描いた物語。
映画のあらすじを読んで、これは絶対に泣くやつだ!と思っていたのですが、泣けなかったし、感情移入したりという事も無かったので、少しガッカリという印象です。(‘泣ける’というレビューが多かったので申し訳ないです)おそらく、シリアスな内容なのにファンタジー的な部分もあり、私には入り込みにくかったのだと思います。
でも、娘役の女の子がとても可愛くて癒やしでした。この少女が日本のセーラームーンに夢中で、父親と一緒に歌ったり踊ったりする姿が微笑ましかったです。7番房の仲間達も、犯罪者とは思えないくらい皆良い人達で、見た目は怖いのに、父娘を会わせる為に四苦八苦する場面が重い流れの中で和みでした。
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