大人ドロップのレビュー・感想・評価
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「“なんとか”はするためにある。」甘酸っぱさ満点ムービー。
【賛否両論チェック】
賛:高校生特有の、好きな人に素直になれない恋心を見事に体現。共感出来る人・感情移入出来る人は多いはず。
否:恋愛映画に興味のない人が観ると、むず痒いだけで終わってしまいそう。台詞がやや小説口調だったり、微妙な場面でのラブシーンもあり。
高校生特有の素直になれない感情を、見事に体現しています。そしてラストは、「おー、そう来ましたか!」っていう感じです。由とお調子者の始との丁々発止のやりとりは、まあ好みが分かれそうなところではありますが、高校生なら誰でも感情移入出来そうなテーマなので、共感はかなり得られそうです。
微妙なラブシーンもありますが、忘れかけたあの頃を思い出したい方に、是非オススメです。
じーん・・・もやもや~でも いいなあ・・・
主演の池松君の大ファンで 観に行きました。
大人から見れば笑ってしまうようなことを
真剣に悩んで 行動して 落ち込んで 泣いて 笑って
高校生の日常を 描いていて 面白かったです。
池松君は現在 テレビドラマ「百舌」で殺し屋を演じていて
それが けっこう迫力あって 恐ろしく演じています
なので この映画を観る前に 殺し屋のイメージが強くて
彼を観るのが怖かったのですが・・・
今回は今回で 悩める男子高生を 爽やかに演じていて
また 違う池松君を観ることができて ファンとしては
嬉しかったです。
行動するって いいことですね。
池松君の友人が 行動を起こさなければ あのような展開はなく
ただ 平凡に高校生活が過ぎてしまったでしょう。
都会とは違い のどかな風景
電車のシーンも良かったです。あの電車乗ってみたくなりました。
橋本愛ちゃんも大好きで、海辺での池松君との会話
好きです・・・
しかし
どうして こう ドラマの中では
主人公の周りには かわいい女の子 綺麗な人妻が
いるのでしょうか・・・
そうじゃなくちゃ ドラマはなりたたないでしょうけど(笑)
爽やかな青春の群像劇。
今日ようやく鑑賞。
思い出し笑いの絶えない作品でした。
青春時代は
ぶつかって頭打ったり
凹んで落ち込んだり
時には突っ走ってみたり
くよくよして悩んだり
そういうのを繰り返して、僕等は成長して、
ひとつずつ大人になっていく。
そういうひと夏の事象を余すことなく描いた
青春の群像劇あるあるですが、
「さぁここで泣けよお前ら」とばかりの様な
演出はなく淡々とクライマックスも進みます。
TVのようにあからさまな山場を持ってきたりしない分、好感が持てます。
前野朋哉さん演じるハジメは最初ウザく見えたのに
終盤の描写で頼れる友になっていたのは何か反則(いい意味で)。
成長したって事だよね。ハジメ△。
また、ハジメを除く3人には何れも涙を見せるシーンが用意されているのですが
このシーンが三者三様でとても素晴らしかった、と思います。
個人的には、ハル>由>杏、の順番ですね。
至らない点は少し。
やや少しタイムスリップが唐突に入るのと
田の真ん中であのシーンの描写は駄目だろうという点で、少し減点。
作品の評価テンプレートのなかで
もし印象に「甘酸っぱい」という項目があれば
10人中9.5人は選ぶでしょう。
それくらいに爽やかな作品でした。
面白かったです ^_^
イメージとは違う青春物語!
シャープなセリフとカメラワークに引き込まれます。
人生で一度きりの高校3年生の夏休みの物語ですが、「青春物」とひとくくりにできない濃厚な作品です。「大人への階段を全力で昇る。」とか、「失くすことは悲しいことではない。」のようなシャープなセリフがところどころに散りばめられて、ラストカットへの伏線になっています。とにかくセリフがぐいぐいと物語を引っ張って行きます。
カメラワークも、登場人物どおしの微妙な距離感を写していて、リアル感を高めています。
エンドロールにセンスの良いラストカットがあります。エンドロールが終わるまで、席を立ってはいけません。
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