「思いのほかリアルなハワイ。ちょっと開放的なラブコメディー。」わたしのハワイの歩きかた 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
思いのほかリアルなハワイ。ちょっと開放的なラブコメディー。
【賛否両論チェック】
賛:個性的な登場人物達が織り成すドタバタ劇に笑い。ステキなハワイの雰囲気も堪能出来ると同時に、リアルな現実にも考えさせられる。
否:ハワイである必要性には若干の疑問符。主人公も若干尻軽で、共感出来るかは微妙なところ。
何と言っても、ハワイの穏やかな雰囲気を体感出来るのがイイところ。ただ、お話のメインはそうした夢物語ではなくて、優雅な暮らしを送るセレブ達に、なんとか取り入ろうとするビジネスマンや女性達などの現実的な姿。そうした現実を目の当たりにした主人公に、少しずつ心の変化が起こっていく様がリアルです。反面、「これって・・・ハワイじゃなきゃ・・・ダメ?」っと思ってしまう展開でもあります(笑)。
主人公の意外な軽さも好みは分かれそうですが、滅多に行けないハワイに飛び込める映画ですので、旅行気分もお持ちになって、是非観てみて下さい。
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