「ホドロフスキーと座禅を一緒に組んだ縁で観ました」ホドロフスキーのDUNE コーヒービートさんの映画レビュー(感想・評価)
ホドロフスキーと座禅を一緒に組んだ縁で観ました
日本公開されたばかりの本作を見た(もちろん有料)。
上映館は渋谷の西北、統一協会本部の向かいという好立地。
小さな館内は8割程度の入りか、週末なので観客は多いのだろう。
予告編動画を見ればわかるが
あのデビット・リンチも失敗した「DUNE」を
リンチより先に手掛けようとして、失敗した事実を
現在の時点でインタビュー・構成した記録映画である。
特に絶賛するシーンはなかったが
それなりに面白かった。
氏の映画まで見る必要はないが、ある程度氏の
作品・言動をネットでおさらいしてから見に行くとなお面白いだろう。
氏は当時10代の息子さんをこの映画でデビューさせようとしたが
映画の製作中止で息子さんもデビューの機会を失ったようである。
映画では現在の息子さんもインタビューされているが
ポール・ニューマンを思わせるマスクで
デビューしていたら意外と人気者なっていたかもしれない。
ミック・ジャガー、ダリなど世界的有名人をキャスティングして
セットもカネなど気にせずに作ろうとしたのだから
スポンサーが降りるのも当然か。
名監督と言えども思い通りに映画を撮ることはできないことを
改めて理解いたしました。
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