「口が裂けちまう」トム・アット・ザ・ファーム 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
口が裂けちまう
ラスト、車の中で考え込むトムはまさか!また戻ろうとしているのでワ!?
グザヴィエはサスペンス要素のあるスリラー映画も撮れてしまう手腕を発揮しながらも、描く題材は一貫しているように思われ。
人間描写とセリフで説明する物語のバランスが良く、理解出来ているようで謎めいた部分は残しつつな演出に興味心は失われずに。
拒否しながらも魅了されていく、寧ろクセになっているようで互いに必要不可欠な存在への依存、洗脳されている感覚もありつつ、暴力の恐怖心とゲイ要素も忘れずに絡めたグザヴィエ作品の中でも異色?な本作。
原作は未読、今回二度目の鑑賞で「サイコ」や「ウィッカーマン」に「ダーク・ブラッド」と「ゴッズ・オウン・カントリー」をゴチャ混ぜにした印象って、単純過ぎるか??
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