劇場公開日 2014年5月31日

サッドティーのレビュー・感想・評価

全14件を表示

3.5はまる人はとことんはまる今泉ワールドの決定版

2020年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

人生や人間関係はぐるぐると巡る。全ては数珠のようにつながっていき、誰かの誰かは私の大切な誰かだったりもする。そんな日常の取るに足らない偶然や奇跡を、決して特別なものとは思わせない半径2m、リビング7畳分くらいの守備範囲で描き出すのが今泉ワールドの魅力だ。本作でもワークショップで発掘したと思しき、初めて見るような、しかしここでしか見ることのできない特別な存在感を持った俳優たちが次々顔を出す。そして数珠つなぎに世界は繋がっていく。

「こっぴどい猫」とも似た構造も受けるが、実質的にはこちらはもっとささやかで、むしろ撮影以外の編集やデザインを掛け合わせることによって得難いアウトプットの形が出来上がっているように思える。普通の監督なら90分ほどで描きそうなストーリーをあえて2時間でみっちりやるところも特徴的。そのプラス30分こそが、役者と役者の間で拡張されたマジックアワーのような気がしてならない。

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牛津厚信

『なんかもう疲れちゃった』

2024年7月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

0.5好きになれない映画。

2024年6月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと好きになれない映画でした、コメディなんだけど全く面白くない。
画面から文字通り消される当て馬男や若い女の子に惚れてまう喫茶店マスターらに対する扱いが薄っぺらくてコメディの為に作った即席登場人物って感じ。
それ以外の要素も本当に萎える。

あのピョンとおっ立った寝癖が映る毎に寒さで震えてました。

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春

4.0人を好きになること、人に好かれること

2023年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

ラストシーンが印象的だった。
好きな人に「好きだ」と純粋に告白することの美しさ。
本当は別に好きな人がいると、嘘偽りなく伝える正直さ。
今泉監督の作品を見ると、普段何気なく目にする知らない人同士の会話が、この監督の作品のシーンに見えてしまうことがある。それがとても不思議で、とても心地いい。
『アンダーカレント』もそうだったが、人へのやさしさ、愛に溢れる作品が多くて、とても観終わった後にやさしい気持ちになれた。

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kenken

 「好きって何 ? 」 と問いかけてくる。もちろん(?) 映画の中で答えは明示されないヨ。【再鑑賞】どんな映画もそうだが2度目は面白さ倍増。

2023年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

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マサヒロ

3.5タイトルなし

2021年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

退屈になりがちではあるが
最後の最後には
見てよかったと思わせるパワーがある

ハッピーエンドでもバットエンドでもない
リアルさの表現なのか

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ぽんぬ

3.0好きになること

2020年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本人は真面目に生きているつもりだが、傍から見るといい加減だったり、思い込みが強過ぎたり、といった男女12人の物語。
ズルズルと二股を続けている男と知ってて何もしない女たち、恋人への贈り物を買いに来て店員に恋をしてしまった男、10年もファンを続けている男と元アイドル、などが可笑しくも悲しいドラマを繰り広げるが、分からない時は眠ってしまおう、が答えか。

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いやよセブン

1.5客観的過ぎる

2020年3月1日
スマートフォンから投稿

難しい

『愛がなんだ』、『パンとバスと2度目のハツコイ』と続けて観てから鑑賞。
まず、すべての人間関係がこの群像の中で完結するという所に違和感。特にアイドルの追っかけまで知り合いの範疇というところ。

上記2作はアメリカ映画的なものを色んな層において回避しながらも、あくまでもエンターテインメントとして恋愛を描くという意志があった。
『サッドティー』は映画監督で言うならカウリスマキとかジャームッシュ、山下敦弘の初期に近い所で作られていて、完全に自分の好みではない。この登場人物の誰のどの部分に作品として肩入れするのかが見えてくるのが非常に遅く、序盤は撮り方次第では面白く見せられるやり取りが死んでいるように自分には思われた。

イーブンな恋愛関係なんてありえないですよねということを客観的に語られても、「そうですか」としか感慨が沸かない。監督は本気でそれを面白いと思っているのだろうけど、映画にするべきはその観念ではなく、そこから導かれる具象であるべきだ。

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ニックル

4.0なんだろうなぁ

2020年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

いきなり公園で競歩だったり、主人の髪型、
透明になる人‥不思議がいっぱい
ちょいちょい面白かった

ここに出てくる人のそれぞれの恋模様
結局最後には皆んなが繋がった
不思議とその先の事が気になった

好きになることを考えた

どこかで聞いたセリフ

会いたかったんでしょ?
好きって言うよりただ会いたいと思う方が
本当な気がする

好きか好きじゃないかじゃなくて
会いたいかなんだろうなぁ

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nonkumi1230

3.0分からなかった。何も考えなくても二股掛けられる人もいれば、欲しくて...

2015年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

分からなかった。何も考えなくても二股掛けられる人もいれば、欲しくても恋人いない人もいる。なんだかね…

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マサロック

4.0恋について考える

2014年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

好きって何?好きになるってどういうこと?
大事件が起こるでもなく登場人物に変な人がいるわけでもなく、ゆったりした映画なのに、余韻がすごい。
恋をしてる時にもう一度観たい。
映画のお供のサッドティーは甘くて酸っぱくて、まさに恋の味でした。

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Natsumi

4.5ちゃんと好きってどういうこと?

2014年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

そのお題をしっかりと?的を得たストーリーに2時間夢中になりました。だいぶ面白かった。
いちいち地味にツッコミたくなるような会話のやり取りや「それわかる」と言いたくなるような男女の恋愛観などどれをとってもドツボにハマった作品でした。
ちゃんと好きってどういうこと?は1人1人答えが違うことを改めて認識しました。
最後に主人公の柏木の寝癖はきっと意味があるんやろうけど直接監督に聞いてみたいなー

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タカ

5.0また見に行きたいです!

2014年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

渋谷ユーロスペースでの初日(5/30)に見に行きました。

他の映画で、予告編をチラッと見て、面白そうだなと思って、何となく見に行ったところ、初日は舞台挨拶があるのを知らず(笑)
そしたら、満席で、僕は立ち見でした。既にリピートしてる人もいるみたいで、すごい人気が出てると感じました。

立ち見した価値はあったと思います。最初は「このカット長っ!」と若干飽き気味な感じでしたが、次第に引き込まれていきました。笑い要素もあって楽しめました。

キャスト◎
この映画は、特にキャストが良かったと思います。個性溢れるキャストが多く出演されてました。
あまり小さい規模の映画を見ないので分からないですが、ここまで多くのキャストが出演してる映画はないんじゃないですかね?

あと、舞台挨拶の時に感じましたが、キャスト皆さん、演技ではなくて、そのまんまだったんでは、と思います(笑)
が、逆にその素の演技が上手く機能してる感じがしました。みんなハマリ役な感じです。

ストーリー○
恋愛もので、「あるある、そういう話。こういう時、孤独でツライよね。」「いるいる、こういうめんどくさい人。」といった感じです。1つ1つの話は面白かったです。

ただ、強いて言うなら、まとまった感じはなくて、結局何を伝えたいのか、よく分からない感じでした。
1シーンずつを芸術的に作ろうとして、完成した1シーンずつをまとめてみたら、「なんとなく良いもの」ができたという感じがします。

キャストの青柳さんは、かなり美人で目を奪われましたが、棒読みでした(笑)
青柳さんの最初のシーン(バイト先の店長との絡み)と最後のシーンが、よく分からず…メインヒロイン的な位置付けだと思うのですが、そこの2つのシーンが、かっこ良いけど、意味が分からず。
おかげで、結局、キャッチコピーである、「ちゃんと好きってどういうこと?」に、「ちゃんと」応えられていないのでは…(苦笑)と思いました。

主人公の「俺もお前もどっちも間違ってるんだよ」というセリフもかっこ良かったのですが、よくよく考えるとよく分からないなぁと思います(笑)

セリフや音楽はかっこ良いんだけど、内容はうわべだけで、真意までは分からないことだらけ、といった感じでした。
まあ、テーマが恋愛ものなので、そんなものかなぁ、とも思います。

総評◎
後半は、「この後どうなるんやろう」と、魅入られて見ていました。朝日役の人のオチが面白く、結果的には面白かったなぁと思います。

ぜひもう一度見にいきたいです。
まだ見に行かれていない方もぜひ見に行って頂きたいです。オススメです。
上映期間が短いと思いますので、見逃されませんように。

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loptr

4.0怖い恋愛映画

2014年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

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吉泉知彦