劇場公開日 2014年4月5日

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「何処がカンヌに響いたのか?」アデル、ブルーは熱い色 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5何処がカンヌに響いたのか?

2014年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

長い…長すぎる!それだけで☆−1。

映画好きが「フランス映画」と聞いて「ウヘェ…」と思う、正にそんなステレオを体現した一本。

涙鼻水を惜しまず、体当りのラブシーンを演じた主演二人には最大の敬意を払いながら。
作品のテーマも伝わりながら。

ただその長さで台無し…

稚拙で冗長な演出。
無駄としか思えないカットの多用。
3時間級の映画を、過去観たことが無いわけではないし。
LGBT映画が苦手なわけでも無いし。
ただ、直近で観た「トランスフォーマー」よりも長く長く…
「チョコレートドーナツ」よりも心に響かない…

主役の独り、アデルが典型的な「クレクレ雌」なのも興醒めで共感出来ないのもマイナス。
全ての引き鉄を引いておいて「私、悪く無いもん!どうしたら良いっての?!」
なんて態度を最後まで貫かれてもねぇ…
自らを客観的に見られない人間に、同情も出来ないし、今後も推して知られるよね。

性差の前に、思考のフラット化が関係構築には必要不可欠と思い知る一本でした。

レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ