「当時を知る人には興味深い、知らない人には退屈な群像劇。」パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
当時を知る人には興味深い、知らない人には退屈な群像劇。
【賛否両論チェック】
賛:実際に起きたケネディ大統領暗殺の裏側を、克明に描き出しているので、当時を知る人には新鮮。
否:特に驚きの展開があるわけではないので、事件を知らない人にはとりわけ退屈かも。
連邦政府と州警察との対立や、証拠の映像を巡り過熱する取材、家族を殺された者の苦しみなど、色々な要素が描かれた群像劇です。そして、何故この事件に謎めいた部分が多いのか、その理由も垣間見えたりもします。
半面、事件そのものを知らなかったり、関心がなかったりすると、かなり退屈な映画であるのもまた事実。良くも悪くも興味が全ての映画です。
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