「鉄くずの様な映画だ」鉄くず拾いの物語 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
鉄くずの様な映画だ
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鉄くずの様な映画だと思う。どうしてこんな気味の悪い映画を作ったのだろうか?
ドキュメンタリー映画の反則行為で許される範疇ではない。
こう言った映画の存在を許してしまうと、今まで見たドキュメンタリー映画も疑いの目で見てしまう。それが『演出である』と断っても駄目だ。二、三年前に見た『ハニーランド』と言う映画もそうだったかもしれない。いい映画と思いたいが、この映画は、こんな深刻な話をドキュメンタリー風に演出しているのだから『蜂蜜の行方』位ならいくらでも演出出来る。(ハニーランドはマケドニア共和国でしたね)まだ、映画やっている。過去の経験を言葉で語って、現実を訴えるのなら許せるが、昔の出来事を当事者に演じさせている訳だから『問題は解決した』と語っている。とんだ予定調和なノンフィクションって事になる。全く緊張感が無い。
因みにアメリカでの出産費用は1万8千ドルだそうだ。日本円にして260万円!ボスニア・ヘルツェゴビナの980マルクを訴える前に『Dr.エック○』を使って、アメリカの現状を完全なフィクションで描いた方が心が動く。
まだ、やっている。演技が鼻につく。結局、彼はアカデミー賞を貰って、豪邸にでも住んでいるのだろうか?鉄くず拾いはいつ出て来るのだ?
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