ゲノムハザード ある天才科学者の5日間のレビュー・感想・評価
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酷過ぎる。途中退席を本気で考えたのは映画「R100」以来。
もうね、あまりに酷過ぎる。
馬鹿が書いた脚本を基に、馬鹿がキャスティングして、馬鹿が撮る。
結果、主役の西島秀俊が一切報われない、という世界残酷物語に。
酷い所を挙げていったら本当にキリが無いんですがね。
まず、題名。
題名で重要なネタバレをしているため序盤の違和感、中盤での驚きが全くない。
だって題名に書いてあるから…そりゃ、そういう人だろうよと。
この時点で話の大きな一要素が台無し。
それから120分聞かされる片言の日本語。
日韓合作の関係で韓国人俳優をどうしても入れざるを得なかったんでしょうが。
流石に上映120分中、ズーーーーーーッと片言の日本語を聞かされるのは苦痛以外の何物でもない。
日本語は聞き取れるが韓国語しか話せない、という設定で良かったのでは。。
あと何も考えていない舞台設定。
日本が舞台のはずで、映っている建物は日本なんですが。
それ以外は明らかに日本じゃない、違和感だらけ。
登場人物は日本人ではない人、というか韓国系の人が余りに多過ぎる。
逆に欧米、欧州系の人が全く登場しないので違和感しかない。
部屋の内装、物の置き方も日本人っぽくない。
日本人の性格的に物を雑然と床に置いてコーディネートというのは。。
…ちなみに日本では運転中の携帯電話使用等は道路交通法違反です。
最後に主役の西島秀俊。
全般通して西島秀俊は本当に頑張っています。
その頑張りは『話とは全く別に』、いや『話の酷さも相まって』観る者の涙を誘います。
ただ、西島秀俊のウリと言えばクールな顔立ちと鍛えた肉体。
知的でクール、でも肉体派。
この相反する要素を兼ね備えた稀有な存在だと思っています。
ですが、その稀有な存在だからこそ役の設定が難しいかと。
世の中の人は意味もなくストイックに体を鍛えないので、役柄として肉体を活かす場合はその理由が無いと。
で、本作。
随所で西島秀俊の上半身が露わに、そして走る走る走る。
ですが何故彼が鍛えた肉体を持っているのかの説明は一切無し。
流石にどこかで説明や理屈が入るはずと思っていたのですが、最後まで…。
その他、
正体不明な女記者が主人公を必ず良いタイミングで見つけ出す驚異的な探知能力の持ち主だったり。
天才科学者が警察鑑識ばりに現場検証をしたり。
後生大事に持っていた或るモノが殆ど活かされることなく姿を消したり。
…本ッ当にキリが無い。
一瞬、舞台が韓国ならば。
と思わなくもなかったですが…そういう問題ではないですね、はい。
大味馬鹿アクション映画として楽しめるほど絵が派手じゃない。
サスペンス映画として楽しむには脚本が酷い。様々なノイズが酷い。
嘲笑の対象にするにも120分は長過ぎる。
間違いなく今年最低ランクに位置付けるであろう本作。
西島秀俊の走るシーンをどうしても観たい方のみ、オススメです。
面白い
西島さんがかっこ良かった。
ストーリーも繋がったので、よかったけど、ちょっと都合がよい感じもしました。
最後は、なんで生きてたのか私にはわかりませんでした。
石神の記憶は死んで、オ•ジヌに戻ったってことなんですかね?
西島さんがかっこよかったのでおまけで4.5!
自分が自分である、とは何なのか?
好き嫌いが分かれているみたいだが、私は素直に面白かった。
基本的にこの映画の構造は、
[What どんなことが起きていそうか]
については、冒頭の20分くらいで分かってしまう。主人公が、どうやら2人の人格の記憶を持っていて、それが遺伝子やウイルスに関係していそうだ、と。
その後、ストーリーが進むにつれて、
[Why なぜ彼がそんな風になったのか]
[How どういう仕組みなのか]
が解明されていく。
なので、解明過程を楽しめる人には良いが、オチが分かるからと矛盾を指摘するタイプの人には向かない映画ではないか。
どうしても創作的な要素があるので、細かい設定を見て行くと、都合が良すぎたり、会話の言語に違和感を感じる部分はあるが、骨となるいわゆるウイルスの構造については、非常に面白い設定だと思ったし、近未来的な要素を含んでいると思う。
この映画をみて感じたことは、「自分が自分であるとは、どういうことか?」ということ。人は他人の記憶を持てば、自分ではなくなるのか?
この点に対して深い示唆をしている作品ではなかったけれど、器(体)、記憶以外に、自分だと言えるものはどこから生まれているんだろうなあ、なんて考えてしまった。
西島秀俊さんは相変わらず好演だったし、映画館で観て私は良かったと思う。
西島さんのアップ
ストレスのたまる映画
非常にストレスのたまる映画でした。
荒唐無稽なお話にリアリティを持たせるのが下手という印象。
登場人物の行動が分かりにくい
過剰な演技と演出(例:伊武雅刀の腰が抜けた時の顔)
逃走後やたらと運良く再会できる等。
真木よう子が語る「実はこういう事でした」が酷い。
伏線の張り方がぼんやりとしているので、なんでもあり状態。
あげく「あなたの事を本当に愛してしまった」とかバカバカしくて……単なる二股。
見ようによっては重度の虚言癖。
予告編を観て期待していたので残念。
面白くなる可能性はすごくあったはず。
西島さん自身アクションをやりたかったとの事なので
次回作は筋肉とアクションシーンが特盛りでお願いします。
きれいにまとまってはいる。
記憶という点でのトリックは面白かったです。
見ながら、自分自身でも今までの出来事を反芻しないと展開についていけませんでした。
話としてはきれいにまとまってはいると思いましたが、まとまりすぎていて心情に深く入れず、あれやこれやと過ぎてしまいました。
なかなか西島さんのサービスショットがあるなと思いました。笑
果たして韓国という場面が必要であったのか、その他にも細かいところを気にしてしまうとキリがないのですが、題名の通り主人公の5日間だけを考えてしまえば、そこまで気になりません。ホラー映画のような演出もあり、アクションやサスペンスにドキドキハラハラさせられました。
原作読んでいったほうがいいのかな。
けっこう良かった
ツッコミ満載。
前評判がよかったし、なにせ西島秀俊が主役なので
これはたいそう面白いだろうと初日に映画館へ。
まず、冒頭から…あれ…西島秀俊がかっこ悪い。
カット割りが多く、映像の撮り方がこの監督、
お世辞出来ないくらい下手だなぁ…。
展開もコテコテの昭和で、古い。
伊武雅刀は使わない方がよかったのでは?
あれじゃ、明らかにこの人ですと最初からオチを言うようなもの。
それぞれの役者が相手国の言語を流暢に話す姿は
とても勉強したのであろう、気持ちがよかった。
俳優陣が伊武雅刀抜きで良かっただけに
監督の采配不足が感じられる。
あの、西島秀俊が記憶をたよりに窓に数式を書くシーン。
あれ、西島秀俊がほわーんと合成で出てくるけど、あれはひどい!!
真木よう子もあれじゃいらない。
これなら、「ある会社員」のようにコアで独特の世界観で
アクションバリバリのほうがよっぽどいい。
中途半端なサスペンスとなってしまった。
ゲノムという難しい世界を扱いつつ、
しかしそれが撮り方のせいで安っぽく見えてしまうから
まぁ、もっと残念に。
全体に安っぽいのです。
はーー、期待してたのに。
久しぶりに酷評してしまった。。。
期待してただけなのと、
西島秀俊が次の映画で当たりますようにと思いを込めて。
☆低めの2.5で。
意外に良い。結構スリリング。
この手の作品は、荒唐無稽な話の場合が多いんですが、これはそうでもありません。ちょっと導入部分が判りにくいですが、一度話に入ってしまえば、中々スリリングな展開にびっくりさせられます。逆に言えば、そこをもう少し丁寧に作って欲しかった気もします。
でも、後から冷静になって考えてみると、自分が自分でないというのは、ジェイソン・ボーンシリーズに合い通じるものがありますね。ボーンシリーズでは、自分の知らないうちに、圧倒的な攻撃力をボーンは発揮してしまうわけですが、この作品では、自分の知らないうちに、科学的知識を石神は発揮してしまいます。そう言う意味では、ボーンシリーズに近いかもしれませんね。
キム・ヒョジュンが演じているカン・ジウォンは、TV局の記者の筈なんですが、一瞬、石神の周辺を探る探偵に対して警察権を行使するみたいな雰囲気を出していたのは?外国の報道機関員の場合、情報機関員のカバーであることがよくあるんですが、そういう事?でも、外国機関は日本国内では権力行使はできないので、越権というか、内政干渉というか、微妙な問題を孕みますがね。
でもこの作品は、何と言っても、主人公を演じた西島秀俊に尽きますね。良いです!中々カッコイイです。
あと、ラストは、やっぱりああ言う描き方が良いんですかね。
西島さん好演!!サスペンス好きにはおススメです
普段、あまりサスペンス映画を見ないので、脳内がピキピキ☆鍛えられました(>_<)それほど、ストーリーが複雑で、私が主人公の役だったら、台本読むだけで、パニックでしょうね。西島秀俊さんが好きで、なかなかアクションを含んだサスペンスは面白そうだったのでたっぷり堪能しちゃいました。キム・ヒョジンさんも相方役で頑張っていました。最近、日韓合同作品も増えてきているので、こうしていい作品を国を越えて作るって心意気が個人的に好感が持てます。役者さんたちも、もはや韓国語・日本語・台詞でミックスされてくるから勉強必須ですね。後半の西島さんはすっかり韓国語がスラスラと上手かったんです。感心しました(*^。^*)原作は読んでなかったので、これから読みます。私の感覚だと、かなり複雑で劇中も「あれ?これは・・・どんなつながりだったっけ?」って混乱。最後まで謎解き全開で挑んでくださいね。個人的には、オ・ジヌの妻は可哀そうでした。なんで殺されちゃったの~?って彼女の生前の行動が実に切なくてキュンとなりました。でも、1番可哀そうなのは、いったい・・・誰なんだろうか~見る人によっていろんな意見がでそうな作品です。またDVDで見てしまうかも。1度見では物足りない・・・感じ。発売を期待してます。
考え抜いて推理して整理する映画
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