「警察に頼ろう」ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
警察に頼ろう
帰宅して妻の死体は発見した男性が、正体不明の敵と・・・そして自身の真の姿を求めて闘う物語。
日本の小説を、日韓合作した映画です。西島英俊主演ですが、韓国映画の色合いが濃い印象の映画ですね。
設定は特異で興味深く感じましたが、それを上回るものは感じませんでした。
特異な設定を回収するのは、とても難しい作業になるように思います。「納得出来る理由」が必要になるのは勿論、それを「分かり易く」明示する必要もあります。この作品では、「分かり易く明示」に難があったように思えます。
また、作品途中で、主人公が警察に頼らないことが気になります。
一応理由付けはされていますが、とても腑に落ちるものではありませんでした。
結果、「二人で闘う」という大切な設定に納得感がなく、少し斜に構えて鑑賞することになってしまいました。
私的評価は、やや厳しめです。
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