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映画「パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画」 パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画
解説
出来心から犯罪に手を染めてしまった男が大事件に巻き込まれていく姿を、ブラックユーモアを織り交ぜながら描いたクライムサスペンス。雪に覆われた町で暮らす保険セールスマンのミッキー。新たな顧客を得るため町はずれに住む独居老人の家を訪れた彼は、老人が高額のバイオリンを所有していることを知る。金に困っていたミッキーは、老人の外出中にこっそりバイオリンを盗み出そうとするが……。「リトル・ミス・サンシャイン」のグレッグ・キニアとアラン・アーキンが再共演。
2011年製作/93分/アメリカ
原題:Thin Ice
スタッフ・キャスト
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まんまと騙された。ヴァイオリンがすり替えられたことをいち早く察知し、残された足跡から犯人がフランクでないことを主張するゴルヴィお爺さん。やけにしっかりしてるのを面白いなと思いながら観ていたが、そういうことだったのか!
金のことばかり考えているセコい主人公が、詐欺集団に目をつけられて利用された。こういうことあるかも。気をつけよう。
ワンちゃん生きてて良かった。
2021年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
よく練られたシナリオだと思う。
ただ、こういう作品だから共感はされない。こういうのって結構ある。しっかり見れるのに嫌悪される、ていう笑
この作品の場合、まず登場人物全てがセコい。悪人ではなく、とにかくセコいのだ。なんか、いかにセコく腐っているかを競っているような展開。ほんと、全員ゴミでした、ていうオチまで付ける徹底ぶり。
これ、見て得あるかどうかでいうと、ない。別に暇つぶしだから、くだらなくていいけど、この作品に関しては端からクソな人間を描くつもりだったんだろうからタチが悪い。できればこういう思考の映画にいくら暇でも時間を使いたくはない。
2018年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ランディとともに侵入したミッキー。そこへ現れたのが隣人のフランクという長距離トラック運転手だった。フランクが留守中に侵入した彼らを疑ったためにランディは工具でフランクを殴りつけ発作的に殺してしまったのだ。すかさずランディはミッキーの写真を撮り共犯者に仕立てあげてしまう。死体は凍りついた湖に沈め、発作的の割には“完全な”犯罪を図ろうとしたのだ。
バイオリンは当初3万ドルという査定額であったが、警報機業者の車を汚したためにランディはミッキーを脅迫し、金をせしめようとする。手持ちの金がないため、ミッキーは盗んだバイオリンを彼に預けるのだ。やがてバイオリンの査定額が125万ドルであることが判明。しかもミッキーがバイオリンを捨ててしまったため、その保険金がおりてしまうのだ・・・
序盤では、保険業界での授賞式と講演会。ミッキーはそのホテルのカジノで負け、1人の男と女が近づいてくる。みごとにハメられ、クレジットカードを盗まれたミッキー。2万ドルの残高も無くなってしまった。この時点で、ミッキーが騙されているな~と勘付いてしまうところが演出の拙さか・・・常に彼らの周りの人間が芝居をうっていると気づいてしまうのだ。殺人もどこか嘘くさいし・・・
見たことの半分は疑え!最初に言ってたからかもしれないけど、ミッキーがハメられていくところ全てが詐欺に遭ってるとしか思えなかった。コーエン監督風の不条理サスペンスといった雰囲気はいいんだけどね。
2014年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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途中までさっぱり盛り上がらなくて、見るのやめようかと思ったけど、殺人事件が起こってからはぐいぐい引き込まれた。
しかし、謎解きが急に始まってそれがどのような根拠によるものなのかきちんと示しておらず、単なる主人公の憶測みたいな感じもしてあまり腑に落ちなかった。
鍵屋の男が殺人犯なのに、なぜあんなにも強気なのかも気になったし、全体的に、もしおじいさん一味の計画通りの犯行だとしてもあまりに綱渡りではないだろうか。
冬の寒そうな感じがよかった。主人公が最後まで嫌な人間のままなところも説教臭くなくてよかった。
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