劇場公開日 2014年5月31日

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六月燈の三姉妹のレビュー・感想・評価

全8件を表示

3.5六月にちなんで 二本目

2024年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

U-NEXTでは配信されていなかったので地元のツタヤでレンタル

監督は『陽はまた昇る』『半落ち』『結婚しようよ』『ツレがうつになりまして。』『この道』『大綱引の恋』の佐々部清
脚本は『星屑の町』の水谷龍二

今回の映画で有馬眞平役を務めた西田聖志郎が企画し水谷龍二脚本演出で舞台化された舞台劇の映画化
今回も企画制作俳優として西田が参加

舞台は西田の地元鹿児島市
寂れた和菓子屋「とら屋」に集まる訳あり家族が六月燈に向けて新作和菓子を開発する話
ご当地ホームコメディー

六月燈といっても6月ではなくて7月1日に行われる
旧暦の六月だから

一人一人の人物設定はハードだが内容は割とほんわかとしている

鹿児島弁の「うにゃうにゃうにゃうにゃ」が「にゃにゃにゃにゃ」に聞こえる
そのやりとりが面白い

六月燈演芸大会で三姉妹がキャンディーズの『暑中お見舞い申し上げます』を歌ったわけだが真ん中の徳永えりが一際小さい
吹石一恵が169センチで吉田羊が163センチで徳永えりは156センチ
実際のところ吉田羊は実際はもっと背が高いはず
吹石一恵と同じくらいに感じた
2人が背が高いためか徳永えりが可愛く見える

なんやかんやでまるくおさまる
まあまあ面白い

配役
税理士事務所を経営する夫と離婚調停中で一時的に鹿児島の実家に戻ってきた恵子の娘で次女の平川奈美江に吹石一恵
バツイチで母親と義理の父親が営む和菓子屋を手伝っている奈美江の姉の中薗静江に吉田羊
駅の売店で働く恵子と有馬の間に生まれた娘で二人の姉とは父親が違う三女で結婚直前婚約破棄し今は不倫中の中薗栄に徳永えり
鹿児島まで追ってやってきた奈美江の夫の平川徹に津田寛治
三姉妹の母親でバツ2の中薗恵子に市毛良枝
恵子の前夫で菓子職人として共に和菓子店「とら屋」を営む有馬眞平に西田聖志郎
奈美江にイラストを依頼した東京の出版社の編集者に渋江譲二
スナックのママに重田千穂子
同じ職場で働く栄の不倫相手に細川祥央
町内会長に井上順
お見合い写真の男に沢村一樹

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野川新栄

3.0鹿児島を舞台に方言が満載なのでほんわか、派手さはないけど地味に訳あ...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

鹿児島を舞台に方言が満載なのでほんわか、派手さはないけど地味に訳ありの三姉妹とその家族を描いている。
不器用な家族、こういう家族の姿もあるだろうなと思いながら観る。
その三姉妹、吹石一恵、吉田羊、徳永えりも自然でよかった。

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よっしー

3.0かるきゃん

2021年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

もう少し鹿児島県の風土をアピールしても良かったのではと思いましたが、良くも悪くも疲れた日に何も考えずほっこりと鑑賞することができました。バツあり母娘なんて、とても現代的ですね。軽羹好きなので、かるきゃんは食べてみたい。

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ミカ

3.5ちょっと変わってて程好い美味しさの“かるキャン”家族

2017年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

家業である和菓子屋を建て直すべく奮闘する家族。
笑えて、ちょっぴり感動して、ほっこり、佐々部清監督による手慣れた佳作ではあるが、まず難点から。

鹿児島を舞台にしたご当地ムービーで鹿児島の空気は伝わってくるが、町興しムービーとしてはそれほど魅力は伝わらない。
方言は勿論心地よいが、確かにちょっと意味が分からない。
主に家族の絆が話のメインで、新商品を作って店の再興の要素もあるが、あまり主軸になってない気もする。
何より、タイトルの“六月燈”(燈籠などを飾る鹿児島伝統の祭り)がほとんど話に関係ない。

父と母、三姉妹、一見普通の家族と思いきや、ちょいと訳ありの家族関係が少々複雑。
加えて、一人一人諸々の問題を抱えていて、ホームドラマだからいいようなものの、シリアスだったら相当なドロドロ劇。
母はバツ2。死に別れた最初の夫との間に長女と次女、2番目の夫との間に三女。
尚、この2番目の夫とはすでに離婚しているのだが、職人として働いている。
実家に戻って来ている三姉妹。
長女は出戻り。
次女は離婚調停中。夫はヨリを戻そうと、はるばる鹿児島まで追いかけて来ている。年下の男性から言い寄られている。
三女は婚約破棄。職場の上司と不倫中。
母親が「離婚はウチの家族の伝統行事」的な事を笑いながら言ってたけど、もう一度言うけど、ハートフルなホームドラマだからいいようなものの、実際にこんな家族居たらドン引き~!

可もなく不可もなくって感じではあるが、邦画らしい邦画としてはほのぼのと楽しんで見れる。
家族を演じた役者陣の好演。
長女・吉田羊、次女・吹石一恵、三女・徳永えり。
地元で評判なのも分かる美人三姉妹。お祭りで三人でキャンディーズを歌うシーンはお宝もの。
母を演じた女優さんの名前…えっと、あれ、あれ…市毛良枝と、こちらは本当に名前が分からない父親役、適材適所。
とりわけ印象に残ったのは、
三女の徳永えり。自由奔放でマイペースな性格と思いきや、実は次女より抱えている問題で今にも押し潰されそう。昔から家業を継ぐ事を内心考えていたが、父から「不器用」と言われそれを引きずり、“見返してやった”ラストにジ~ン…。
次女の夫。鹿児島まで追いかけて来て、明日には帰ると言いながら滞在を延ばして何度もひょっこり現れたり店を手伝ったり、プチストーカー気味。冴えないけど、でもこの夫、いい人だよ。サイテー男じゃない津田寛治が好助演。

訳あり家族を通して、普遍的な家族の形をしみじみと。
甘い“かるキャン”の後味残るような程好い美味しさ。

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近大

3.5湿っぽくなく、程好く心温まるご当地映画でした

2016年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

萌える

地味ながら、程好く心温まるご当地物映画でしたね。
私自身は鹿児島どころか九州自体にあまり馴染みがないので、方言の意味が分からなくて若干入り込み難い部分もありはしましたけど、でもこの方言があったからこそご当地物特有の温かみを感じられた部分もありましたから、そこは一長一短って感じでしょうか。
ただご当地観光PRの部分ではあまり上手くいったとは言えない印象でしたけどね・・・(逆にご当地の方は楽しめそう)
六月燈なるお祭もほとんど話には絡んでなかったですし。
まあ逆にご当地物お決まりの最後はお祭描写な感じではなかった分、いい余韻に浸れて一つの作品としては良かったと思いましたけど。

それとあのかるキャンでしたっけ?そもそもかるかん自体某映画で少し見たことがあるだけで味が全く想像できないのですが、劇中登場した新商品かるキャンは見た目から微妙すぎて売れるとはとても思えないのですが・・・(苦笑)
ある意味とら屋の売り上げが年々落ちてきて、経営が傾きかけている設定に説得力を持たせたとは言えましたが。
まあそれらを踏まえてのラストに登場した新商品、そして跡継ぎ問題の結末には、思わずホロリとさせられましたけどね、何だかんだでこう言う親子のいい話系には涙腺が緩みます。

しかしこのとら屋の三姉妹&両親が皆なにかと問題を抱えていて、いい感じに話を盛り上げてくれましたね。
少々難点を言えば、バツが多すぎて誰が誰の子でどう言う構図なのか微妙に分かり難かった面はありましたが。
結果的にはそれぞれの関係性やそれぞれに対する感情が少しづつ浮き彫りなっていく面白さみたいなもので楽しめる作品にはなっていましたが、その見せ方にもう一工夫あれば尚良かったかな。
とりあえず、豪快な市毛良枝お母さんあっての三姉妹だったのは良く分かりました!

まあしかし三姉妹を演じた吉田羊、吹石一恵、徳永えりが本当に美しかったなぁ。
キャンディーズを三人で歌うシーンはファン必見と言えましょう。
それと容姿と男運が比例しないところなんかにも、ある意味女性は勇気付けられる作品と言えるでしょう(笑)
一方男目線では、二女の吹石一恵と離婚の話し合いをしていた旦那の津田寛治の可哀相な境遇にも、感情移入すること間違いなしかな。
どこにでもある日常に寄り添った話だったからこそ、心にスッと入ってきて、ついつい見入ってしまった作品でした。

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スペランカー

3.5おじゃったもんせ

2016年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

男運のない美人三姉妹の物語。
話がすすむににつれて、次女の旦那を応援したくなってくる。ラストもよか。

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collectible

4.5どこか懐かしい、ほっこりする家族の物語。

2014年6月20日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:昔懐かしい商店街で織り成される等身大の人間模様に、共感出来る人は多いはず。笑って泣けるヒューマンドラマ。
否:方言が多数出てくるので、何言ってるのか分からないシーンも多い。人間関係も少し複雑で、分かりにくいか。

 さびれた商店街で、地元の人々が織り成す人間模様は、どこか懐かしくて親近感が湧きます。クスッと笑える小ネタも多くて、とってもステキです(笑)。当事者達にしか分からない男女間の問題も、重くならないようにコミカルに描かれており、爽やかさを残しつつも、思わず考えさせられます。
 方言が聞き取れないのは少し残念ですが、故郷が懐かしい皆さんには、是非ご覧になっていただきたい作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.5良かったです。

2014年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

 佐々部清監督がいつも聴いているラジオ番組にゲストで出ていて、この「六月燈の三姉妹」を知りました。
離婚というマイナスのイメージからでしたが、三姉妹と家族のつながり、次女の旦那の立場にも共感し、笑いあり、泣けるシーンもあり、良い作品に出会えました。
この、ロケ地である鹿児島にも行ってみたくなりました。

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ウッキィ