「完成披露試写@新宿」猫侍 huruhataさんの映画レビュー(感想・評価)
完成披露試写@新宿
世界で初めて(^o^)観て来ました。上映前の舞台挨拶、北村さんはじめキャスト・スタッフの方々の、楽しみながら創った雰囲気の伝わってくるコメントの数々は、既に各メディアの速報が出てますが、今回の挨拶でいちばん会いたかった玉之丞ことあなごさん・さくらさん!!一通りコメントのあと、途中から登壇の小さな姿が見えた瞬間の会場内の反応といったらなかったです。という私も思わず背もたれから乗り出してその名を呼んでしまいました…(^-^;結構近くで見比べても、本当によく似たふたりでした。
ドラマを観ていた方には、久太郎がお役御免となった経緯がわかったり、それがまた劇場版の重要な要素になるという繋がりかたが「なるほどねー」と腑に落ちるかと思われます。途中いくつもドラマのシーンが出てきたりもします。もちろん、筋立てなどは全くのオリジナルですので、ドラマ未見でも100%楽しめます。
北村さんはもちろん、脇を固める俳優さんの素晴らしさはドラマも映画も変わらず、何より玉之丞の表情仕草がまた一段と魅力的。所々、劇場版ならではの、ちょっとやり過ぎかなという‘可愛さ強調’演出がありますが、まいっか、くらいに収まってます笑。
個人的にはやっぱりドラマのバージョンが好きですが、コンパクトかつシンプルに‘侍’のアイデンティティと‘猫’の本質とを絡めたあるひとつの哲学のようなものを軸にしてみた、というこの劇場版、それはそれとして「そうだよね」と感じました。変わらないものは、久太郎と玉之丞の縁、つまりは愛、です。
猫侍、やっぱりすごい。傑作です。是非是非、劇場へ。私ももちろん、3月またすぐ向かいます。
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