劇場公開日 2013年12月7日

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「【“林檎を育てる事と、子供を育てる事は同じ。手がかかるからこそ、大切。”今作は青森出身の横浜聡子監督が、青森に拘り制作したりんご農家の親子の絆を描いた短編である。】」りんごのうかの少女 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【“林檎を育てる事と、子供を育てる事は同じ。手がかかるからこそ、大切。”今作は青森出身の横浜聡子監督が、青森に拘り制作したりんご農家の親子の絆を描いた短編である。】

2025年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■青森でりんご農園を営む一家に生まれたりん子は、学校にも行かず、髪を茶色に染めて恋人と家出を繰り返す日々を送っていた。
 林檎作りに精を出す母親(工藤夕貴)とは関係が悪く、父親(永瀬正敏)は酒を飲んでばかりで、家族を毛嫌いしていた彼女だったが、父親が馬から落馬して死んだ事で、久々に家に戻ったときに見た父親がりん子が小さい時に欲しがっていた彼女の誕生日プレゼントとして用意していた、”その馬”だった。

◆感想

・ショートムービーという事と、りん子を演じた女性が、ご当地アイドルの方だそうで、そこら辺の演技は、温かい目で見たいモノである。

・物語は、いわゆる家族の絆を描いたモノであり、特に久しぶりの工藤夕貴さんは、ご自身が農業を営んでいるためか、違和感がない。

<青森出身の横浜聡子監督が、地元に拘り制作した作品と言えば秀作「いとみち」であるが、この作品はその過程にある作品であると思う。>

NOBU
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