もらとりあむタマ子のレビュー・感想・評価
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実家暮らしが悪いのか
向井康介脚本、山下敦弘監督のコンビの作品にはある一定のトーンがあるような気がする。
僕は観ていないが、「どんてん生活」や「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」とフィルモグラフィーを見ると、本作は明らかにこの系譜の線上に位置する。
極端な言い方をすれば、山本浩司が前田敦子に代わったような映画である。
大学を卒業して、実家に戻りなにするともなく日々過ごしているタマ子(前田敦子)。
その姿を見ていると、なぜか身につまされるものがあった。
ただ、タマ子はぐうたらなようだが、ごはんの前には手を合わせて「いただきます」と言うし、お父さん(康すおん)にはそんなに迷惑かけないし、見ていて清々しくさえあった。
タマ子の姉(中村久美)がお父さんにいい人を紹介したのが、出来事といえる出来事。タマ子はそういうことは気になる。
アクセサリー教室の先生(富田靖子)はいい人そうで、タマ子は少しホッとする。
秋から始まる物語は、四季をめぐって夏で終わる。
秋・冬と春・秋で撮影、照明のスタッフをかえるこだわりは、画面にきっちりと反映されていたように思う。
前田敦子は誰もついていないポジションについてしまうかもしれない。
そして、山下敦弘とのコンビもまたあるかもしれない。
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この映画に何か期待するなら観ない方がいい
非常に気持ちのいい時間
少なくとも、今見てほしい
とても、いい映画です。
タマ子と同世代の女の子にオススメです。
基本コメディーなのですが、タマ子とお父さんの親子の関係をみてたら、自分にがっつり重ねてしまい号泣でした。
これは、子世代、親世代、両方におすすめだと思います。
食べ方が汚いのに愛らしいというシーンが◎
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これは名作〜
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