劇場公開日 2014年2月15日

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「親子 家族の物語」大統領の執事の涙 ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0親子 家族の物語

2014年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

アメリカ大統領に仕えた執事の物語というので 大統領と執事の話と思っていましたが、黒人の人種差別そして 親子の話でした。

私も子どもがいるので 親子関係にとても 共感しました。
親の思いと裏腹に 子どもはたとえ 自分が滅びようと 自ら
戦いを挑んていく姿を見て

やはり 子どもはこども 親にはどうすることもできない・・・
ということを 痛切に感じる作品でした。

大統領の執事として 黒人としては いい仕事についたのですが
仕事が忙しく 妻にはさびしい思いをさせたり 前出にも書きましたが 子どもは黒人の弾圧に立ち向かい何度も 刑務所に入り
大変な目に合ってしまい

黒人問題を描きながらも 誰にも通じる 家族の物語も描いていました。

黒人の悲しい歴史をも 描いているのですが
私は 親子のかかわりを 考えさせられる映画でした。

ともちん