キック・アス ジャスティス・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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ヒットガールは普通の女の子に戻ります?
キックアス、ヒットガール、レッドミスト…。
口コミで人気が広がった快作アクションの続編。
前作は、下手すりゃ超お馬鹿映画になりかねない設定を、アクション、コメディ、マニアックテイストで、実に面白い作品だった。
とりわけ各キャラがユニークで、ヒットガールを演じたクロエ・グレース・モレッツがブレイクした事は今更言うまでもない。
続編となると、バージョンアップが世の常。
規模もちょいとスケールアップ。
前作でも年齢制限がかかっていたアクションは、さらに過激に。
笑いの要素より暴力描写の比重の方が大きくなり、これは好みが分かれる所。
一番過激になったのは、正義の行動かな。
いくら悪漢を懲らしめる正義の自警団とは言え、やってる事はそこら辺の無差別暴行魔と変わらない。
チーム名“ジャスティス・フォーエバー(正義よ永遠なれ)”は皮肉たっぷり、対する極悪軍団の出現は暴走する正義の副作用。
キャラの濃さは相変わらず。
レッドミスト改めマザーファッカーは、一応極悪軍団のボスなのに、アホ丸出し(笑) コスチュームが母親のボンテージ衣装って…(笑)
極悪軍団のメンバー、マザーロシアは強過ぎでしょう!(笑)
“ジャスティス・フォーエバー”はへなちょこだらけ。
リーダーは元マフィアのストライプス大佐。演じるジム・キャリーはゲスト出演な感じ。残念ながら前作のニコラス・ケイジのような好助演は出来なかった。
再確認だが、本作の主人公は無論、キックアスである。
だけど、製作陣も分かっているのだろう、どうしてもヒットガールが目立っちゃう。
今回彼女は普通の女の子になろうとする。
イケメンユニットのPVを見てドキドキしたり、お洒落な服を着たり。
だけどやっぱり、根は正義のヒーロー。ダンス披露では得意のアクションの振りを活かし、世に蔓延る悪者を見ると血が騒ぐ。
また、自分をコケにしたイケてる女子グループに、“やられたらやり返す”!
もう、クロエにヒットガールに、萌え〜(笑)
今回も、魅力もアクションも、切れ味抜群に魅せてくれる。
前作が好編だった分、ちょっと過激になってしまった本作は少し採点低め(前作は4点)。
でも充分楽しめるし、また続きも期待出来る。
クロエ最高、ヒットガール最強。
現実にはありえないし、くだらないコミックヒーローなのに、どこかに居そうと思える最も人間的で現実味あるヒーロー作品だと思う。
前作も鑑賞済みなので、ストーリーも主要キャラの背景も把握している状態だと、どれほどこの作品がパワーアップしたのかよくわかる。
善はより正義感強く、悪はより凶悪に。
ヒットガールも年を重ね女に目覚め、キックアスも若気の至りと言わんばかりの行動
ジムキャリーの存在感もすごい。さすがベテランといった感じ
映像も言葉遣いも品性なんて微塵もない映画だが、そこが面白い
先端技術に巨額の予算をかけたCGまみれの超大作映画もいいが、こういう映画は絶対に無くしてほしくない
男女の思春期を過激な痛快下品アクションで表現した愛すべき作品
キックアス最高!
かわいいは正義!
ジャスティスフォーエバーーー!
プラマイでちょっとマイナス出てる
口コミで徐々にヒットを飛ばした前作から三年、今度は大々的なプロモーションとともに来日したキック・アスの続編は、前作で欠けていたものが補われたのの、しかしその分差っ引いても前作ほどのインパクトはややなくなってしまっています。
前作では足りなかった、『ゾンビ処刑人』や『スーパー!』で描かれたヒーローの末路のリアリティ、それが本作ではジム・キャリーの最期とキック・アスの親父さんの「現実にしっぺ返しを食らう」という台詞によっていい感じで盛り込まれてはいました。確かに、ちょいとコスプレしただけの人間が、現実に悪と戦ってしまえば無事で済むはずがなく、確実に生活のかけがえのない物が奪われるはずなのです。また悪の演出として、マザーファッカー(クリス)のマフィアの叔父さんの存在も、現実の悪はコミックのそれと違い、あまりにも脈絡がなく冷淡であるという演出に成功しているといえるでしょう。
しかし本当にキック・アスに必要だったのは、そういった因果応報やヒットガールのスクールライフを描いて十代の女の子のリアリティを盛り込むことだったのでしょうか。何というか、あの映画が異彩を放っていたのはなんだかんだ言って年端も行かない女の子が「オ○ンコ野郎」とアウトなスラングを口にし、子供番組のテーマソング「banana splits」をパンク風にアレンジした爽快なリズムとともに悪人を容赦なく切り刻む描写ではなかったのでしょうか。本作ではジム・キャリーが先陣を切ってその爽快感を出す役割を果たしていましたが、どうにも1作目のインパクトに比べたら弱いとしか言いようがないです。おっさんがバット振り回しておっさん殴っても、まあ画面は栄えません。
原作の残酷さやシビアさなどが毒抜きされていたことは前作から指摘されていたのですが、今回を以て改めて映画『キック・アス』には、細かいことを抜きにした痛快エンターテーメントが求められていたということがわかったような気がします。三部作という話がでているものの、その頃にはクロエ・モレッツも流石に成人し、いよいよこの作品の独自性は失われそうなんですけど……大丈夫なんでしょうかね?
ヒットガールの成長物語
「深夜番組でやっててすごくおもしろかった番組がゴールデンでやるというので楽しみに観てみたらあんまりおもしろくなかった」感。
じゃすてぃすふぉ〜えゔぁ〜
前作のコメディタッチを踏まえたのとは一転、ややシリアス&リアリティを織り交ぜた今回。コメディ要素はあるのはあるが少ない。だが面白い。
ヒーロー軍団VS悪党軍団という設定、ヒーローといってもデイヴと同じ一般人のコスプレ集団と本物の殺し屋やチンピラの対決。
まぁ憧れ程度でヒーローごっこなんかしてたらそんな目に会うよねといった前作とは違って強くなってるデイヴことキックアス(でも全然弱いけど笑)
本気でヒーローになるため、ヒットガールに修行をしてもらうデイヴだがヒットガールはヒーローから足を洗い普通の学生になることに。
そしてデイヴはヒットガールを失った中、ストライプス大佐(ジム・キャリー)率いるヒーロー軍団に参加することに…
なんでしょう…ヒットガールはイジメに会うシーンなんか映画キャリーを彷彿とさせましたね笑
レッドミストも己のわがままや中二病の様な野望のせいで親代わりをしてくれてた側近を殺されてしまう…
デイヴはデイヴで父親を失うという取り返しのつかない失態を起こしてしまうといった暗い展開が目立つ今作。
だがこれがリアルなんでしょう。
『殺人ばかりで学生生活とは無縁だった少女』と『本物のマフィアというのを知らないマフィアの息子』と『ヒーローという夢物語を追ったオタク』の非常な現実。
だけど娯楽映画ですからそこまで悲惨な描写とかはないです。
前作に比べて暗めに作られた今作ってだけで面白いことに変わりはないです!
あとは個人差だと思います。
あえて言わせてもらえれば…
・クロエさんは成長してても相変わらず可愛かった
・ジムキャリーの出演をもうちょっと多くしてほしかった
以上2点です笑
「過激だな‼︎」
仲間はずれになって敵のチームに入ってしまっている友達がきっかけで、父親が殺されてしまう。
んで、最後には味方にすんなり戻っているけど、この映画の中で一番、絶対に許せねーよと思うシーンであった…
とか、ゲロ下痢装置のシーンはビックリした…
あと最後にチューはして欲しくなかった…あんな隠れマッチョ、ヤリちんと…というか、1では、少女だったぐらいの年下と、よくチューできんなー
つまりは、この主人公のストライクゾーンは、広くて誰とでもヤレる、モテない人の救世主。
こいつは、平和を守るヒーローじゃなく、モテない人にとってのヒーローになれるってことなんだー‼︎
Kick-ass
大乱闘もの
ヒットガールを楽しむ映画
前作からの(主に日本からの?)期待に答えようと全体的にヒットガールちゃんを最初から押し押しの展開。
彼女の年相応の苦悩とジャスティス軍団結成までの下りをテンポよく見せている中盤まではなかなか楽しく観られた。
相変わらず下品なネタの応酬はさすがというか、笑います。
ただ登場人物も増え展開も大仰にしようとした結果若干散らかってしまった印象があるが
まあクロエ•モレッツ可愛かったから許します。
なぜか今回もリア充かましてる主人公のくだりと最後のファーストキス、実は生きてたよコイツ!な蛇足はいるのか?と思わなくもないが。
もし続編やるならヒットガールのスピンオフでひとつ。
トリロジーの第2作と考えたらうまく出来ているのではないかと。
1作目のカウンターとしての抑えた演出や描写、そして色んな状況を加えてみせることで世界観を広げて次へ繋げる。ジェフ・ワドロウ自ら持ち込んだ本は明らかに次を意識したものだと思う。
それにしてもこのシリーズにおいてさえも暴力の連鎖やインフレーションを盛り込むことは今のハリウッドには必要なのだろう。ただ定番化しすぎているし要するにマッチポンプだし、そうすることで何となくの「深み」を加えようとしているとも言えそう。それがアメリカという国のやり方だということで。
原作ではヒットガールは11歳のままなので、映画版ではクロエちゃんの実年齢に寄せた成長ストーリーを盛り込んでいるのはいいけど、とにかくどこかで観たようなエピソードばかりで笑えるというか苦笑させられる感じ。とは言えそういう描写があるからあのラストが活きるわけで、やはり「ちゃんと出来てるな」と思う。ナイトビッチのデザインもツボだし、ジム・キャリーの大佐もよかった。
最大の売りであるはずのヒットガールの見せ所としては前作をそのまま繰り返しているところも多いが、カースタントやバイクといったアイテムで新味を加えた部分はよかったね。次は3年後くらいか‥楽しみです。
JFは要るのか??
大爆笑!ドアをノックして「エ○バの…」
とにかく、前作ファンを納得させること間違いなしの出来だと思う。
ファンって言うのは、作品自体よりも、それぞれのキャラについて愛情を抱いてる人と、特にクロエ・グレース・モレッツちゃんに目がハートになっちゃってる人たち。
キャラそれぞれの成長と、その選択と行為への落とし前がしっかり描かれていて、前作のようなあけっぴろげなアクションとテンションの高さはあんまり無いように感じた。見た目は派手なシーンはあるんだけどね。
タイトルにも書いたけど、自分が一番笑ったシーンはジム・キャリーのアレ。
おいしいとこしっかり持っていくおっさんやね。
他にも、ゲリゲロ棒のくだりと、アナ○ボールが出てくるシーンでもゲスだなーって思いながら、めちゃくちゃ笑った。
あとは、なんと言っても、クロエちゃんのセクシーでかわいいシーン。テレビでワンダイレクション風アイドルを見てからの…とか、ヤバいですねっ!?
とにかく、前作見ていることが必須の映画だと思うし、さらに、この映画が好きだーって言える人は前作のキャラを愛しているってことも必須だろう。
ビッグバジェット的ファン感謝祭かも。
おもしろい‼︎
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