劇場公開日 2013年8月17日

「ボンヤリボヤボヤ~」パラノイド・シンドローム スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ボンヤリボヤボヤ~

2015年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

これは参りました・・・。
ウィノナ・ライダー、ジェームズ・フランコのキャスト2人に惹かれて鑑賞したら、ドエライ目に遭ってしまいました。
正直この映画を作った意図が分からない、これを見て面白いと思う人がいるのだろうか、ってまあ映画の感想は勿論いろいろな意見があっていいとは思うのですが、これはちょっとさすがにねぇ・・・。

全編に渡ってずっとふわふわ、現実か妄想か区別がつかないタイプの映画なんで、見ていて何度も睡魔に襲われそうになりました。
映像だけでなく、また音楽も眠くなりそうなピアノ音だったので、尚更睡魔に拍車をかけるんですよ、これが。
一応何とか最後まで頑張って見ましたが、特に何の満足感も得られずでガッカリ。

映画の大半が新作舞台の稽古の模様だったのも、つまらなかった要因の一つでしょう。
そもそも舞台の内容がつまらなさそうですから、それはその稽古の様子を見せられてもつまらないに決まってます。
劇団に途中加入のジェームズ・フランコも、ニヤニヤ意味深な行動を繰り返すも、結局???。
間違いなく鍵を握ると思って注目してたら、思わせぶりなだけで一体何だったのか謎過ぎです・・・。

劇作家役のウィノナの精神がおかしくなっていく様子と劇の稽古の様子ばかりで、本当に見所の少ない映画でした。
ほぼ睡眠薬、キャスト目当てでもこれは厳しいと言わざるを得ないでしょうね。

スペランカー