アメリカン・ハッスルのレビュー・感想・評価
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存在感あふれるキャラクターたち
70年代ポップスの絶妙な選曲や、キャスト自身の個性を役柄と見事にシンクロさせたラッセル監督。
一体誰が誰を騙しているのか、そう考えていると、随所に散りばめられたユーモアに気をゆるまされて翻弄される。
主人公の妻でもあり躁鬱病のロザリン役を演じるジェニファー・ローレンスが特に愛らしくて、もっと彼女の活躍が観たかったのが心残り。
個性が際立つ!
のっけから、クリスチャン・ベイルの変身ぶりに、びっくりしました(≧∇≦)
登場人物が、それぞれに、情けない姿をさらけだしたりするんだけど、なんだか皆、かっこよく見えた!見終わった後は爽快感でした。
詐欺師の妻、なんだか天晴れ♪
もう一度見て、かみしめたい!
これぞアンサンブル映画の醍醐味
冒頭、クリスチャン・ベールのでっぷり肉の付いた腹からバーコードハゲ頭にカメラが移り、鏡でチェックしながらカツラをペタペタとノリ付けして丁寧に頭上に乗せていく一連の動作。それにまあまあ結構な尺を使ってくるから、ただじっと観せられてる我々は「何をそんなじっくり見せとんねん」という無言のツッコミw
しかし、それが「これから何やら珍妙な騒動が起こるぞ!?」という暗示というか予感というか、期待感というか。不安というかwを煽る訳で、まあ実際にそうでしたね。
デ・ニーロ・アプローチを地で行くチャンベーの独壇場になるのか!?と思いきやさにあらず、登場するキャラクター登場するキャラクターがまあ濃いのなんの!
エイミー・アダムスのスケベったらしい悪女振り!
ブラッドリー・クーパーの勘違いFBIクソ野郎感!
ジェレミー・レナーのごうかい愛されおじさん振り!
ジェニファー・ローレンスのおしゃべりヘリクツビッチ感!
ロバート・デ・ニーロの其処に居るだけでデ・ニーロ!
登場する主だったキャラクター全員が座長というか、全員の独壇場というかね、いやもう本当伸び伸び演じてますよね。
それもやっぱ足場がしっかりしてないと成立しない訳で。
伏線配置というか、フラグの立たせ方が非常に巧みで絶妙。決して目立たせず、どれもさりげない。さりげないけれど、どれもしっかり機能して、だから痛快にハジケる。完璧に整った舞台があるからこそ、俳優達がはっちゃけられるというか。
いやあ新生ラッセル劇場!堪能いたしました!
ハリウッドに騙された!
試写会にて。
デヴィッド・O・ラッセル作品はどれも好みだけど、これは格別!
サスペンスかと思いきや、愛も笑も全部詰まった遊園地みたいな作品。
過去作もそうだけど、絶妙な音楽と笑いを誘う会話劇にますます磨きがかかってる。
ラストの爽快感は最高の酒のツマミになりました!
いやー、ほんと良かった!
もう1回みたいなぁ。初日¥1000らしいし劇場行こうかな?
いや、行く!!!
これぞエンターテイメント映画のおもしろさ!!
FBIと天才詐欺師のだまし、だまされの心理戦かと思いきや・・
エンターテイメント作品としてもおもしろさがすべて
つまっている、大興奮の映画でした!
とにかく登場人物みんながとても愛らしい。
クリスチャン・ベイル演じる詐欺師は、
1:9分けでおなかもポッコリ。
エイミー・アダムス演じる女性と恋に落ちてからが、
特に愛らしく、時折見せる表情が最高にダンディ!
ほかエイミーアダムス、ジェニファーローレンス女優陣たちの大胆な演技も見どころ。
互いの感情を激しくぶつけあうシーン、
その感情が歌とリンクしていくシーンなどは、
高揚感たっぷり。
単なるBGMにとどまらず、
物語と映画が一体化していく流れで、その興奮は最高潮に!!
これぞ最強のエンタメですね。
とにかく面白い!
監督であり、脚本にもかかわっている“デビット・O・ラッセル”に感服しました。
個人的に気に入ったところを羅列します!
1.キャストの豪華さ
この旬なメンバーはなかなか集結出来ないです。凄いね。
2.キャストの変貌ぶり
特にクリスチャン・ベール!(最初誰だか分からなかった・・・ここでも騙されたよ〜笑)、ブラッドリー・クーパーのパンチパーマ(笑えます)
3.最後まで結末が読めないストーリー展開
4.エイミー・アダムスとジェニファー・ローレンスのセクシーで小悪魔的な演技・衣装
5.ロバート・デ=ニーロがなんとかなり重要な役所で出演
とにかく、もう一度観たくなる素晴らしい出来栄えでした。
ゴールデングローブ賞3部門受賞やアカデミー賞最多10部門ノミネートも納得です。
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