ニシノユキヒコの恋と冒険のレビュー・感想・評価
全38件中、1~20件目を表示
ニシノユキヒコのゆるい恋愛話
竹野内豊扮するニシノユキヒコは、どうして上手く行かないんだろうと思っていたところ車にひかれ幽霊となって現れた。
幽霊は見える人と見えない人がいるみたいだね。ちょっと突拍子もない設定から始まったな。幽霊になって自分の葬儀を見る気分やいかに。ニシノユキヒコのゆるい恋愛話だったね。いくらなんでも女性ふたり部屋に入れるかな。
リアルな恋愛教科書
勉強になる。現実世界に本当にいますよね。モテる男っていつでもスマートで慌てない。優しさとはぐらかし上手、自然な近づき方。結婚相手には向かないけど、女は追いかけてしまう。こんな男が最終的に選ぶのは、芯のある動じない女なんでしょうね。竹野内豊がただただイケメンで適役でした。ストーリーが入りやすい配役に脱帽です。
なんか独特の雰囲気でゆるい感じ。 ニシノユキヒコはモテるけど、恋は...
なんか独特の雰囲気でゆるい感じ。
ニシノユキヒコはモテるけど、恋はできても愛ではないんだなぁ。
だからふられちゃうのか。尾野真千子のストーリーでユキヒコがプロポーズしたのにふった気持ちはわかる。
麻生久美子がかわいかった。
ひがみかもしれないけど・・・(汗)
ユキヒコの幽霊がただ一人見えるというみなみ(中村ゆりか)。何か面白い展開があるんじゃないかと予感させつつ、結局はモテモテ男の自慢話みたいなもの・・・ま、語り手はサユリ(阿川佐和子)だったが・・・
色男が出会う"恋の賞味期限を知ってる"女たち、哀愁と瞬間の感情に惚れ惚れ
フライヤーを譲っていただいた時、偶然見つけたのがこの作品。今となっては、中村ゆりかも聞くようになり、豪華なるキャストに。少しファンタジックだったが、ニシノユキヒコの人柄のように惹かれてしまった。
ニシノユキヒコは、死ぬほどモテる色男。女であれば皆イチコロ。どんな人でも落ちるのだが、最後はなぜかフラれる。そんなニシノユキヒコを知らないみなみは、あることをきっかけに、ササキサユリと出会う。そこで聞かされる、ニシノユキヒコの姿。カッコいい男なのだが、どこか完璧ではない。そんなところも味になってしまうのだが笑。あるときは甲乙つけずに見切られ、あるときはリスクを犯してまで手を伸ばしたり。類い稀なるジェントルマンなアンテナも、使い方を間違えてしまうほど。ただ、ニシノユキヒコと恋した女も皆、恋した時間に紛れもない誇りを持っている。だからこそ、「私が好きになった人」でいられる。その威厳が立つよう、中学生のみなみをストーリー全体の軸に置いているのも面白い。我々と同じように、彼について何も知らないからこそ、その実像がより綺麗に写り、魅力と哀愁が同居する人物像が浮かぶ。真実の愛を求める一方、女性だって"選んでいる"ことがフラットに描かれているのも、恋の健全さを感じさせる。
序盤は少々掴みにくいと感じていたが、気がつくと惚れ惚れと見ていた。スコアには出ないものの、この映画が好きだという感情が離れなさそうな1本。
全ての女性は竹野内豊が好き
本作は竹野内豊を観る為の作品です。この役に説得力を持たせるには、全ての女性が認めるかっこよさが必要。それは、福山雅治ではないです(女性の中で好き嫌いが分かれるから)。私の経験からいうと、竹野内豊を嫌いな女性には会ったことがありません。鼻持ちならない感じがしないからもあるのでしょうね。
竹野内豊以外にこの役できる?
竹野内豊の飄々とした佇まいが観ていてクセになり引き込まれ、さらには心地良い。
この演技とも言えぬ独特の佇まいが、女性達がどうしてかコロコロと恋に落ちてしまうのを説明不要にしている。
また、こんなにも可愛らしく恋する女性を描く井口監督のセンスも素晴らしい。
特に尾野真知子の『語らずとも、何かあったな』と思わせる演技は微笑ましくも名人芸で、一見の価値がある。
ところで演技といえば、ナウ役のネコの演技が秀逸である。
竹野内さんありきの作品
竹野内さんのこういうキャラの役がすごく好きだから出だしはすごく良くて期待して見ていたんだけれど…
中盤退屈。
でも、竹野内さんだったから成り立って結果往来な作品かな~
恋と愛は違うんだって。確かにそれはなるほど…
でも、女の子みんなの要求に応えてしまう竹野内さんは罪だ…
ニシノユキヒコが幸福でありますように
稀代のモテ男、ニシノユキヒコ。
その数々の女性遍歴。
『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督作。
同作でも印象的だったゆったりとした演出、間、長回しは健在。
間合いや長回しの多用で、演者のナチュラルな演技を引き出している。
加えて、ユルくてコミカル。
葬式での楽団が下手過ぎて何演奏してるか分かんねぇ~。
猫ちゃんの毛舐めにほっこり。
全体的に不思議な世界観。シュールと言うより、ファンタジー。
始まってすぐ、ニシノは交通事故で死亡、かつての恋人の娘の前に幽霊となって現れる。
共に自身の葬式へ。
そこで恋人の娘はニシノの女性遍歴の数々をかつての恋人の一人から聞く事になるのだが…。
ニシノユキヒコ。
ルックスよし、性格よし。
女性の望むものを全て満たし、皆彼の虜に。
二股、三股、四股は当たり前。
だらしないけど、嫌みが無い。
ところが、最後には女性たちは彼の元を去り、一人になってしまう。
憎めなくて、可笑しくも、ちょっと切ない。
竹野内豊にこんな演技の一面があったとはね~!…と感心するくらい、飄々とした好演。
モテモテ二枚目は自虐的でもあり、滑稽でもあり、妙な親近感が沸く。
十人十色の女性たちを見る作品でもある。
麻生久美子、阿川佐和子、尾野真千子、本田翼、木村文乃、成海璃子…この美しく揃った面々!
全員が、可愛らしく、魅力的!
お初であったが、みなみ役の女の子、中村ゆりかがこれまた可愛らしい。
パーフェクトマンのニシノは何故最後は必ずフラれる?
この“パーフェクト”な所が原因かな?
人間、パーフェクト過ぎると、かえって欠点でもある。
やっぱり人間、欠点があってこそ愛しい。
また彼は、恋し恋され恋する事に関しては百戦錬磨だが、“愛する”という事に関しては長けているとは言い難い。
実は本当は“愛”を求めていて、ある恋人への「結婚しよう」や「寂しいよ」は彼の本音なのかもしれない。
死後も幽霊となって現れたニシノは、愛を求めてさ迷う姿。
ニシノも本当は、欠点だけの不器用な男。
だからどうしても、彼が嫌いになれない。
ニシノユキヒコが幸福でありますように。
人のセックスを笑うなと同じように、すごく自然な日常を再現できていた...
人のセックスを笑うなと同じように、すごく自然な日常を再現できていた。
どちらかというと人のセックスを笑うなの方が好きだけどこれも面白かった。
みんな美人
ルック△
シナリオ◯
アクター◯
デプス◯
ラスト◯
オススメ△
今になればキャスト豪華ですよね!
なんか恋愛って難しく感じられた。とにかく中村ゆりかちゃんと木村文乃さん美人ですな〜ニシノユキヒコ羨ましい笑
不思議な話で面白いかった
なんだこの世界…
まあとにかく竹野内豊かっこよし。
何してもかっこよし。
白も似合う帽子も似合う
言うことなし。
そしてそれを取り巻く美女陣。
麻生久美子はそりゃもう綺麗だし
中村ゆりかちゃんも端正な顔立ちで
演技もなかなかクドくなくて
阿川佐和子さんは本当自然体で、
照れてる尾野真千子も珍しくて
クールな木村文乃と酔っ払い
成海璃子ちゃんもすんごく魅力的。
うん、邦画っぽい
ただ長すぎる。
生涯モテ期
ユルい・・・基本ユル系映画は好物なのですが、さすがにユルいを通り越してところどころ間延びした感もあり、題材は面白いなと思いつつも、そこまでは嵌らなかった映画でした。
もしかしたらこれが井口奈巳監督作では当然の流れだったのかもしれませんが、私は井口監督作は初めての鑑賞だったので、ちょっとダルいな~と感じてしまいましたね。
楽団の謎演奏とか、演出も独特すぎて私にはよく分からなかった・・・。
まあでも、竹野内豊が演じた主人公のニシノがモテル→フラレルを繰り返す構図は、淡々とした流れだったものの結構楽しめましたよ。
勿論そこは豪華女優陣を堪能できたからと言うのが楽しめた一番の要因ではありましたが、さすがは女性監督だけに、女性を描くのが本当に上手かったと言う部分も、欠かせない要因ではありましたね。
男には描けない、女とはこう言う生き物だ!を表現した作品としては、秀逸だったと思いました。
しかし麻生久美子、尾野真千子、本田翼、成海璃子(猫っぽくていつも以上に可愛らしかった)、木村文乃に極め付けは阿川佐和子まで夢中にさせてしまうニシノユキヒコって・・・凄すぎです!
これはさすがに竹野内豊クラスじゃないと無理ですよね。
そう言う意味では納得のキャスティング。
それでいて何故か必ず振られるのも納得できるような演出は、お見事の一言でした。
そんな訳で、ちょっと変わった恋愛映画としては十分楽しめた訳なのですが、何気に一番描きたかった部分はそこじゃなかったですからね・・・ちょっとファンタジー、ちょっと家族愛、まあ話自体は面白かったのですが、テンポがいくらなんでも・・・ってことで、嵌り度としては程々ぐらいでした。
だめだ、眠い…
予告が楽しそうだったので
期待して観ました。
吉高由里子の婚前特急的なイメージで。
(ちなみにこれはとても好きな映画)
ものすごい間延び感。映像が動くまで
耐えなければいけないシーンが多かった。
お葬式での演奏も下手すぎて不快。
★ひとつは俳優陣が良かったと思ったからです。以上。
全38件中、1~20件目を表示