「いくつかわからないところがあった」2つ目の窓 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
いくつかわからないところがあった
村上虹郎くんはお母さんのUAの面影が濃いですね。村上淳にも似てるけどね。
実際に離婚して分かれて住んでる実の父に、演技とはいえなんで別れたの?と問う所は、演技ではない本当の怒りが少し混じっているように思いました。
声の若さが正に16歳って感じで良かった。
界人が岬に怒りをぶつけるところは、なぜか界人に共感したなぁ。急に杏子が入ってきてびっくりしたなぁ。
大体は良かった!という感想です。生と死の循環と、少年少女の成長と、怖くて美しい海。
杏子の母が死ぬ時、明るい民謡で送られてたが、あれはいいなぁと思いました。生まれたことが喜ばしいように、死もまた喜ばしいのかもなぁ、と、思いましてね。
でーもー、
ちょっと意味わかんない所が…
ひとーつ
ガジュマルの伐採の意味
なんで?なんで?
ふたーつ
海で死んでた男は本当に岬の男?
岬があの刺青男と絡んでるシーンはその後の海でのシーンとともに界人の回想(夢)っぽくなかった?
みっーつ
時間の経過の幅がわかんなーい
岬があの刺青男と付き合ってたなら冒頭の男の死体が上がった日から新しい彼氏と電話してる所の日数が余りに余りに近くないかい?それともなにか?ワンナイト的なまぐわいを岬は繰り返しており、枕をともにした男が死んだことに、気づかんほど軽いおつきあいだったの?
よーっつ
ラストの岬がいたレストラン?はなんぞや?あのコックが今の岬の彼氏なんか?
とまぁこんな感じてwhy?が浮かんできて、んーわからん!となりました。
杏子と病気の母とサーファーの父が縁側でいちゃいちゃしてるのとか、すごく好きですけどね。なんていい距離の家族だろうかと思いましたよ。
東京の父と息子もなかなか良かったよ。
ラストのマングローブの陰で抱き合うのは、衛生的に勘弁してくれと思いましたがね。初めての…はお布団でお願いしますよと、おばさんは思いましたよ。
裸で海を泳ぐシーンは素敵でしたね。あんな風にいきなり海って深くなるのね。