「泣かせるねー(良い意味で)」青天の霹靂 せんりさんの映画レビュー(感想・評価)
泣かせるねー(良い意味で)
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タイムスリップとか、入れ替わりとかパラレルワールドとか少し現実離れした映画がもともと好きなので少し贔屓目でみてもこの映画は素晴らしい映画でした。(入れ替わりはないですが)
序盤笑い、中盤しっかり泣かされました。
まさに劇団ひとりワールド!
流れや雰囲気の持っていきかたが非常に上手いなと感じました。
最後で失速した感じは否めませんが初監督作品としては申し分ありません。
最初の手品から最後のミスチルまでとてもまとまった作品でした。
もっとこうして欲しいなっていう箇所も多々ありました。以下ネタバレです。
例えばハルオが堕ろしてくれっていうシーンでひとりさんはただ殴るだけでしたが俺たちの息子をどうしようもないみたいにいうな、俺たちにとっては大事な命なんだよ、とか入れてくれればより感動したかなと。そしたらハルオもより気付くことがあったのでは。ちょっとベタですが、中途半端よりは良いかなと思います。
あとは最後のハルオの1人手品が微妙でした。うーん。見せ場だったのだろうけど正直普通の手品で今までのハルオと変わらないじゃんって思いました。賛否両論わかれそうなシーンですね。
ともあれ、泣きたい人にはとってもおすすめ。感覚揺さぶられる映画でした。
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