劇場公開日 2014年7月12日

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「熱チュー症」好きっていいなよ。 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0熱チュー症

2017年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

予告編を見て分かってはいましたが、ホント想像通りのザ・少女漫画の世界全開な映画でしたね。
とは言いつつも、そもそも少女漫画自体を読んだ記憶がほとんどないので、いかにもザ・少女漫画な世界が何なのかを本当のところは知らなかったりもするのですが。
そうなると、いかにも中高生向けな映画と表現したほうがいいのか、いや、自分が中高生の時にこの手の映画を見た記憶もほとんどないので、それも本当にそうなのか確証はない、ってそんなことはどうでもいいか・・・。
まあ、結局のところあまり詳しくないジャンルなんで、出来が良かったのか悪かったのかは正直よく分かりません、こう言うものだと思ってとりあえずは突っ込みどころ込みで楽しみました、川口春奈が見れればそれで良いと思って見たので、その部分では満足です。

しかし予告編でも相当数のチュー(キスと言うよりは劇中の表現通りチューって感じでしたよね)を披露してましたが、本当に多かったなぁ。
でも初チューから数を重ねても濃厚さに変化はなかったね、まさしく爽やかなチュー、本気チューがどうこう言ってましたけど、どこがどう違うかはよく分かりませんでした、でも16歳はこのぐらいで良い、いや福士蒼汰と川口春奈ならこのぐらいで良い、何となくこの2人の濃厚キスは見たくないもんなぁ。

しかしこれは福士蒼汰だから許されるのであって、一般人ならただのセクハラ、いや痴漢ですね、一度でいいからイケメンに生まれてこんな言動をとってみたい・・・(←意外と少女漫画好きそうだな、自分)
まあでも福士蒼汰は誰もが憧れる学園一のイケメンに相応しいイケメンっぷりでした、逆に川口春奈は地味で孤立していてイジメられキャラなのはかなり無理があったかな、どう見ても可愛さは隠し切れない、私なら下心全開で(←これ重要)普通に守ってあげたくなるけどなぁ。
パッと見では美男美女が普通に惹かれあったようにしか見えなかったのは少々難点でしたかね、でも最初の回し蹴り&男口調は私的萌えどころで、そこだけはホント最高でした、急速に距離が縮まったのは返す返すも惜しかったけど・・・。

めいのガヤ連中との交流も、あまりにもリアリティがなくて苦笑い、最初のキャラからするといくらなんでもありえないな。
ただガヤ連中を演じた脇役陣のキャラはメインの2人より魅力的でしたね、特に足立梨花の愛子はなかなかの嵌り役だったと思いましたよ。
まあ何にしても、人を好きになることで、様々な感情に掻き立てられるのは、大人になっても変わらないことで、そこに関しては普通に共感できた映画でした、そして川口春奈はパン屋の衣装がとても似合う(萌えた)こともよく分かった映画でした。

スペランカー