新劇場版「頭文字D」Legend1 覚醒のレビュー・感想・評価
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ただただ懐かしい!!!
ヤンマガ創刊35周年記念作品だそうです。
学生時代からヤンマガ掲載マンガは好きで、単行本を集めてた作品も多かったのですが、就職後に毎週買ってた先輩から読み終わったらもらっていた時期があって、『頭文字D』はまさに新連載時からリアルタイムで見ており、車が好きで当時走り屋の人達が好むターボ車にマニュアルミッションで乗ってたこともあって(私は走り屋ではありませんでしたが。。。)こういうマンガが読みたかったと第1話からドハマりしたことを昨日のことのように思い出しました。
当然単行本も発売時に買いに行っていたし、アニメ版もSecond Stageまでは毎週深夜観た上にレンタル、Third Stageや実写版は映画館に観に行ったし、ドライブのBGMは常にm.o.v.eの主題歌、PS2のゲーム『グランツーリスモ』シリーズではパンダトレノを拓海仕様にチューニングしてプレイしまくってたりと、とにかくハマりまくってました。
ランエボ軍団とバトルしてエンジンブローするエンペラー編がマックス、プロジェクトD編に入ったくらいから熱が急に冷めてしまい、単行本を買うのを止めてしまったと思います。
本作を観た後wikiで調べてみたら48巻まで出てることにビックリ!!
前置きが長くなりましたが、アマプラで見つけて新劇場版の存在を知り観てみたら、懐かしいのはもちろんですが、当時アニメではセル画部分とバトルのCG部分の段差というか、繋ぎ目がハッキリし過ぎて違和感を感じていたものですが、かなり進化していてすごくナチュラルでありながらリアルで観やすくなっていました。
声優さんの変更も違和感は少なく、後で調べてやっぱ変わってたかレベルだし、ストーリー展開も原作に忠実で、時間の短さは少し物足りなさも感じますが、続編の2、3を観たいという気にさせてくれます。
AE86は当時レビンのほうが人気があった印象ですが、私の先輩の愛車が赤黒ツートンのトレノだったこともあって私はトレノの方が好きでした。
このマンガのヒットによって86人気は元より、一気にトレノ人気が爆上がりしたのを思い出しました。
最近その当時の日本車たちにオークションで凄い値段がついていますが、あの頃の車にはデザインの良さはもちろん、操る喜びがあったように思います。
今は高性能で便利ですがその分値段も高く、安全面からデザイン的な個性も無くなり、現行車で欲しいと思えるモノは皆無と言っても過言ではありません。
もう一度あの頃の愛車をかっ飛ばしたいという思いが掻き立てられました。
蘇るイニシャルDの思い出
原作を壊さずに上手く進化
やっぱり、スーパードリフト連発のレースシーンはアニメが最適、劇場の大画面、大音響もよかったです。
関東最速プロジェクト、「イニシャルD」のきっかけとなった戦い。
秋名スピードスターズ対赤城レッドサンズの交流戦。
要するに、原作の最初のところをまとめたものです。
アニメをつなぎ合わせた感じでもなく、きちんと映画としてまとまっていました。
ファンはもちろんのこと、まったく知らない人でも楽しめるようになっています。
高校生の藤原拓海は、親友の竹内樹と共に、ガソリンスタンドでバイトをしている。そのスタンドには、秋名山で活動する走り屋チーム「秋名スピードスターズ」のリーダー、池谷がいた。樹は池谷にあこがれ、スピードスターズに入りたがるが、自分の車を持っておらず入れない。一方、拓海はまったく興味がなく、車に関する知識もない。ある日、秋名山に遠征に来ていた「赤城レッドサンズ」の高橋啓介が、謎のハチロクにぶっちぎられるという事件が起きる。リベンジを誓い、ハチロクを探しまわる高橋啓介は、池谷達に突っかかるが、池谷達にもまったく心当たりがない。業を煮やした高橋啓介は、兄の涼介と「赤城レッドサンズ」のメンバーと共に秋名山に乗り込み、交流戦を持ち掛ける。練習走行でレッドサンズのメンバーにまったくついていけず、事故を起こした池谷は、スタンドの社長から、秋名山の伝説の走り屋のことを聞き、助人を頼みに行くが・・・。
この映画の原作は、かなり革命的な作品で、ワイルドスピードシリーズなどは、これが元ネタだと思います。
以前、2005年に台湾で実写映画化されていますが、すごく面白くて台湾や中国では大ヒットしたようで、当時日本では、かなりやられた感がありました。
そして、これが日本でマンガ原作の映画が量産されるきっかけになったようです。
ちなみに赤城山や妙義山は実在しますが、秋名山というのはありません。
たぶん榛名山のことだろうと思います。
関越自動車道(東京から新潟方面に行く高速道路)などを通るとこれらの山がよく見えます。
良くも悪くも現代風にアレンジ
頭文字Dという作品は耳にした事あって、車走らせる作品としか知らず見...
天狗にならない拓海が良い
ときどき?なところが
再び始まった伝説。痛快な娯楽アニメーション。
【賛否両論チェック】
賛:主人公のテクニックや人柄が痛快。前知識も不要で、時間も短めなので、気軽に観られる。
否:倫理的には問題あり。走りの詳細な解説が入るので、興味がないと耳障りか。
良くも悪くも走り屋のストーリーなので、まずそこで好みは分かれるところですね。走りのテクニックもかなり丁寧に解説されるので、興味があれば感動ですし、興味がなければ言葉の羅列でかなり疲れそうです(笑)。
そんな中でも、始めは何のやる気もなかった主人公が、次第に走りの魅力に感化され、天狗になっている相手を一気に抜き去っていく様なんかが、とっても痛快です。
倫理的にはやや問題はありますが、何かスカッとする映画をご覧になりたい時には、是非オススメです。
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